2021.08.06 コラム アリタリア航空について ~後編 アリタリア航空の制服~
Ciao!
皆さん、こんにちは!
さて、前回から引き続き、今回のコラムでもアリタリア航空についてお伝えしていきます!
航空会社のユニフォーム、やっぱりかっこいいですよね!
パイロットの方のキリっとしたユニフォームも凛としていますし、フライトアテンダントの方のスマートなものも素敵です!
個人的にですが、エティハドやエミレーツの制服が好みです!
出来れば着てみたい。。!(笑)
その航空会社の制服は、その国のカラーがデザインに表れるなと思います。
もちろん、アリタリアの制服も素敵です♪
アリタリア航空の制服は、設立当初から現在に至るまで、12種類のデザインがあります。
このデザインを手がけてきたデザイナーは、イタリアを代表するデザイナー陣。
最初の制服のデザインを手がけたのはSorella Fontana。
この時の制服はとてもシンプルで、紺が基調。
紺のスーツ、みたいな感じです。
その後、1960年にはDelia Biagiottiが手掛け、ライトブルーの制服に小さな帽子が可愛らしい印象です。
1966年Tita Rossiは当初の紺のシンプルなものと似て、落ち着いたシックな雰囲気である一方、その後1969年Mila Schonはライトグリーンで一気に華やかなイメージへ、1972年もMila Schonが手掛け、ライトピンクで明るい印象でした。
1974年Alberto Fabianiのデザインは黄色とグリーンが基調となり、1976年Fiorenza Marzottoは赤、1980年Fiorenza Marzottoはブレザーが緑、スカートがブルー、1986年Renato Balestraはスカートがストライプ柄で、ブレザーの縁がライトグリーンになるなど、カラフルなラインナップで、ポップなデザインが採用されていました。
1991年に起用されたGiorgio Armaniでまた雰囲気が変わり、アルマーニらしくシックな色使いへ。
茶系で統一された制服となりました。
1998年のMondrianは15年以上着用していたデザイン!
スカーフが赤、ブラウスが白、ジャケットが緑、スカートが紺とイタリアンカラーを使ったデザインとなりました。
そして、現行の制服をデザインしたのはEttore Bilotta。
エティハド航空の傘下となった2016年7月から着用しており、帽子、ブレザー、スカート全てボルドーで統一され、モダンで洗練されたデザインとなりました。(個人的には現行の制服がカッコよくて好きです!笑)
この制服というのは、その時代の背景を象徴しているようにも思え、並べて見てみると、同じ航空会社の制服でも様々なデザインで、興味深いですね。
コロナ禍ということもあって、アリタリア航空も苦しい状況にありますが、必ず終わりが来ることを信じています。
私たちをイタリアへ向けて、わくわくさせてくれるフライトを今後も提供してくれることを願っています!
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