2024.05.05 コラム (a)Melfi?
Buongiorno a tutti!
Come state?
皆様こんにちは!
お元気ですか?
突然ですが、皆様聞き間違えと思い込みはありませんか?
昔、何かの歌の歌詞にて“母さんに手を引かれて”という歌詞を“母さんに手を轢かれて”と勘違いして、とんでもないお母さんだなと思っておりましたアドマーニのけんちゃんです。
私、留学中の記憶に残っているイタリア語での聞き間違い・思い込みがあります。
イタリアでのバイト先で知り合ったイタリア人の友だちがいるのですが、
年末に年末年始はどこかに行くの?と聞いたところ、
(イタリア人ですので当然ですが)流暢なイタリア語でペラペラと”トルノ ア メルフィ!”と答えてくれました。
私はそれを聞いて、なるほどアマルフィに帰るのか!と思い、“Bene! Allora puoi magiare i piatti dei frutti di mare!”(いいね!それなら魚介料理も食べれるね!)と返したところ、
“Non c’è il mare, ci sono solo tante colline!”(海はないよ、丘ばっかりあるよ)と私に答えました。
それを聞いて、何を言っているんだろうこの人は、日本人の私をバカにしているのかな?あるいは、地元の人間はアマルフィの海など見飽きて、海と思っていないのか…と私は悩みこんでおりました。
年が明け、その友達は地元のお菓子をお土産にバイト先に持って来てくれ、そのパッケージを見た瞬間ビックリ!
Amalfi(アマルフィ)ではなく、Melfi(メルフィ)だったのです!
そこで全ての思い込みが解決され、初めに言っていたのは“Torno a Melfi!”だったと分かったのです!
ちなみにMelfiはバジリカータ州、ポテンツァの北部にあります。イタリアを人間の足に例えると、土踏まずのもう少し内陸に入ったところ、くるぶしのあたり。
私自身調べてみると、確かに海に面しておらず、アマルフィとは近いと言われれば近いあたりでした。
フェデリーコ2世のお城や、フィアットの工場があるようです。
是非気になる方がいらっしゃいましたら調べて見てください!
少しバカみたいなお話でしたが、留学中にはこんなことも、友達作りや他の街に興味を持つきっかけになり、また素敵な思い出話になるわけで、その友達とはもちろん日本に帰った今でも連絡を取っています。そしてこの話で何度も盛り上がりました。
私もいずれは友達に会いにa Melfi! ついでに、マテーラにも行きたいですね!
再びイタリアに行く理由が留学で出来てしまいました!
弊社ではMelfi の学校との提携はございませんが、近くのアルベロベッロやサレルノの学校とは提携がございますので、気になる方は是非お問い合わせください!
それでは次回のコラムまでa Mel いや、a domani!
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