2022.08.28 コラム イタリア人の目から初めて見た日本
皆さん、こんにちは!日本に何回来ても飽きることがないイタリア人スタッフのGiacomoです!
ずっと気になっていて行きたかった国に初めて行った時、カルチャーショックを体験した方はいらっしゃいますか?
自分の国との文化、食べ物、習慣などの違いに圧倒され、「同じ地球なのだろうか?ここは!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
私もその中の1人でした。高校卒業ほやほやで、1年かけて貯めた金額を一気に使って日本に旅行に行くことにした時の話です。
2017年の7月半ば、成田空港に着いた時、アニメの世界でしか見たことのなかった日本は、想像していたのとずっと違っていました。
到着した時、飛行機から一歩を踏み出すとすぐに東京の夏が迎えに来てくれていました。温度と湿度に圧倒され、「ブラジル行きの便に乗り間違えたかな」と友達と大笑いしながら荷物を取りに行きました。
電車に乗ってホテルまで行っている途中で、迷うのではないかと心配もしていましたが、それでも誰にも聞かずに行こうとしたら、優しい日本人の方が案内してくれました。着陸からの数時間だけで、日本がたまらなく好きになっていました。
東京に着いてからの話になりますが、息を吞むほどの街並みをキラキラした目で見ながら、私たちには驚くものがありました。あちらこちらにポツンと立っている姿も、列になって並んでいる姿も、私たちには初めて見るものだったのです。それは自動販売機のことです。イタリアでは学校やオフィスなどでしか見かけることがないので、街の中にある自動販売機は私たちには不思議に見えて、「飲み物もこんなに種類あるんだ」というふうにも思いました。
そこから2日目になって、朝から街を散策しようとしていた私たちイタリア人の4人は、コンビニエンスストアの存在を初めて知りました。その時までは24時間営業という概念を夢にも見たことがありませんでした。
この2つの発見をして私は「好きな時間に好きなスイーツが食べられることより幸せなことが、この世界にあるだろうか!」と心の底から思いました。
残りの10日間で私たちは、幻想的な神社やお寺などを巡ったり、東京の街を回ったりして、楽しんでいました。その中で、カルチャーショックが他にもいくつかありました。
その中の色々なエピソードの話をこれからこのコラムで紹介していきたいと思っております!
次のコラムもぜひ読んでくださいね!
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