ジロ・デ・イタリア | サイクルロードレース | J SPORTS【公式】
ジロ・デ・イタリア | サイクルロードレース | スポーツテレビ局J SPORTS(ジェイ・スポーツ)の公式サイト。豊富なコンテンツが満載です。J SPORT...
Ciao!
今年のGWは皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?
国内はもちろん、海外に出かけたという方もいらっしゃるかもしれませんね。アドマーニのお客様も4月から5月にかけてたくさんの方がイタリア留学にご出発されています。
ここ最近は夏の短期留学のお問い合わせが増えており、海外留学が身近なものに戻ってきているなと嬉しく思います。
そんな5月。今年もイタリアにこの季節がやってきました。
「Giro d’Italia(ジロ・デ・イタリア)」
これはイタリア全土を舞台に約3週間をかけて行われるプロ自転車ロードレース。その名前の通り「イタリア一周」をするこのレースは、同じく自転車レースで有名な「ツール・ド・フランス」と並ぶ、世界的な国際競技の一つです。
なんとなくツール・ド・フランスの方が有名で世界レベルのような気がしてしまいますが、これはバカンス時期に開催されるということで、観戦客も多く集まることがその要因の一つでは?という意見もあります。
イタリアの“ジロ”も、フランスの1906年開催に次ぐ1909年にスタートしており、その歴史は長く伝統ある競技レースなのです。
ツール・ド・フランスを最高峰とするならば、ジロ・デ・イタリアは最も美しく、最も過酷な大会と言われることもあるんだとか。
今年のジロの情報を元に、ルールをちょっと見てみましょう!
第106回となる今年のジロ・デ・イタリアは、5月6日スタート。
1日1ステージ、休息日を挟んで5月28日までの間に全21ステージでその速さを競います。
毎年コースの変わるステージレース。
今年はアブルッツォ州からスタートし、イタリア各地のコースを回って、最後は首都ローマでゴールを迎えます。
1つのステージの走行距離は平均160km前後。
200kmを超えるものがあったり、アップダウンも激しかったりと完走するのでさえ一筋縄ではいかないようです。
今年のジロ・デ・イタリア21日間の総走行距離はなんと、3,489.2km!標高差は51,400m!
ゴール直前だけ上り坂、ゴールまで1kmを切ったところに急カーブが登場、など危険かつ癖のあるコースが多いのがジロの特徴。山頂がゴールのステージだなんて、想像するだけできつそうです…。
その過酷さゆえにリタイアする選手が多いのもまた事実。昨年2022年の記録によると、参加選手176人のうち27人がリタイアになったとか。今年はいったいどんなレースとなるのでしょうか。
今年のジロに出場するのは全22チーム。1チーム8人、総勢176人のサイクリストが、優勝の証であるピンクのジャージ「マリア・ローザ(Maglia Rosa)」を最後に手に入れるべくイタリア中を走り抜けます。
このピンクのジャージというのは、現時点でトップの選手が着用できるというもの。レースの途中でも、ピンクのジャージを着ている選手がいたら、「この選手が今トップなんだな!」ということが分かるという訳です。
そして最後のステージを終え、総合成績1位の選手が最終的にこのマリア・ローザを与えられ、優勝を手にするのです。
他にもジロにはこのような特別なジャージが用意されています。
・紫(Maglia Ciclamino)⇒スプリントポイント賞
・青(Maglia Azzurra)⇒山岳賞
・白(Maglia Bianca)⇒新人賞
ツール・ド・フランスはまた違うカラー設定になっているらしいので、気になる方はイタリアとの違いを調べてみてくださいね。
1909年にミラノを出発し、世界大戦などによる中断はあったものの、2023年の現在まで継続して開催され続けているイタリアでの世界規模の自転車ロードレース。
この5月にイタリアにいらっしゃる方は、どこかでジロのレースに出会えるかもしれませんね!
日本でも全ステージのLIVE中継をみられるサイトがあるので、一緒にイタリアのジロを応援してみませんか?
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アドマーニではイタリア全土にご留学のご紹介が可能です。
今年は新しくアルベロベッロに提携校が増えましたので、夏の南イタリアに行ってみたい!など、ご興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。
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