2021.04.11 コラム イタリア人には不評?イマイチ?だった日本食・3選
Ciao a tutti!! Come state??
4月4日、イタリアではキリスト教の復活祭『Pasqua(パスクゥワ)』でした。
アブルッツォ州に住む日本人の友人から、「今年のケーキだよー」と写真が送られてきました。
アーモンドが練り込まれた生地に、チョコレートがコーティングされています。
さて、以前『イタリア人に大好評!日本食3選』のコラムで、「ほとんどの日本食は喜んで食べてくれた」とお伝えしました。
そう…「ほとんど」ということは、中には「イマイチ」だったものもあるということです。
今回は、残念ながらイタリア人にはあまりウケが良くなかった日本食を3つ、お伝えします!
1.おでん・煮物
日本人なら「染みるわ〜」というお出汁の味。
一度、中国系のお店で大根を見つけたときに、日本から持参していた顆粒だしを使って、ゆで卵も入れて、おでん風な煮物を作ってみましたが、残念。反応はイマイチでした。イタリア人にとっては、「味がない」と感じるようです。
でも、かぼちゃの煮物は、まあまあ好評。
煮汁にお醤油の色が付いているので、「色がある」=「味がある」という認識なのかもしれません。
2.わかめのお味噌汁
お味噌汁は人気です。日本食レストランや、寿司食べ放題のお店でも、メニューにあります。
ただ、わかめがたっぷりだとダメなよう。
イタリア人のみならず、海苔やわかめのあの黒い色が、グロテスクと感じる外国人は本当に多いです。
もし食べさせたいなら「髪にいいんだよ!」と言ってみて。
イタリア人男性は薄毛を恐れる人が非常〜に多く、そして女性はアジア人の艶のある美しい黒髪に憧れる人が多く、「髪にいい」と聞くと、無視せずにはいられないようです。
3.朝からご飯(お米)を食べること
以前、『イタリア人の食生活』でもお伝えした通り、イタリア人の朝食は、ほとんどの家庭で甘いものが食べられています。
カプチーノとビスケットを何枚か、そしてフルーツや蜂蜜を入れたヨーグルトなど。
そんな彼らにとって、朝からお米を食べることは「重い」「もたれそう」と感じるそうです。
一度、海苔で巻いたおにぎりと、わかめたっぷりのお味噌汁で朝食をとっていたら、前述の「海苔・わかめはグロテスク」という理由も合わさり、「信じられない」といった顔をされたこともありました。笑
ただそんな彼らも、アメリカ・イギリス風の朝ごはんは許容できるそう。
目玉焼きやオムレツ、ソーセージなど用意したときには、かなり珍しいらしく、喜んでくれました。
いかがでしたか?食文化の違いって、 本当に面白いですよね。
世界が誇る美食の国・イタリアなので、基本的には食いしん坊もしくは食文化に非常に興味がある人が多いです。
イタリアに行った際には、「食べること」を通して、異文化交流をしてみてくださいね!
アドマーニのホームページには、『イタリアで料理修行をした勇者達のレシピ』というコーナーがあるのはご存知でしたか?
本場で学んだシェフ達が、日本でその味を再現できるよう、そのレシピを特別に提供してくれています。
ぜひ、これを参考に、ご自宅でのイタリア料理を楽しんでみてくださいね!
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