2021.04.19 コラム 世界遺産!洞窟の街『マテーラ』
Buongiorno!!
ゴールデンウィークも間近になり、「どこか旅行したいな〜」ムードが高まっています。
でも今は、こんなご時世。なかなか実現はしにくいですよね。
本日は、コロナ禍になる前に私が最後に旅行した、南イタリア・バジリカータ州の世界遺産『マテーラ』をご紹介します!
イタリアをブーツの形に例えると、バジリカータ州は、土踏まずのあたり。
ポテンツァ県とマテーラ県、2つの県があります。
マテーラ市の旧市街地が、1993年に、『マテーラの洞窟住居と岩窟教会公園』として、ユネスコの世界文化遺産に指定されました。
ここの魅力は何と言っても、斜面に所狭しと並ぶ約3000戸の洞窟住居群。
これらは『サッシ(Sassi:「岩」を意味するイタリア語sassoの複数形)』と呼ばれています。
沢山の観光名所がありますが、私が一番感動したのは、街そのものの姿。
「街を見て泣く」なんて、今までの人生の中で経験したことありますか?
石灰岩の洞窟たちが、時間帯によってその表情を変える姿に、圧倒されっぱなしでした。
ではその姿を、写真でどうぞ!!
太陽の光を浴びて、街全体が真っ白に輝く朝から午後にかけて…
ピンクや紫色の夕陽が、ミステリアスな雰囲気を演出する夕方…
オレンジ色の明かりが灯り始めると、街は少しずつ静かになっていき…
炎に包まれたかのようにライトアップされ、暗闇の中でその存在感を訴える夜…
いかがでしょう?
1日の中で、こんなにもガラッと雰囲気が変わり続けるなんて、すごいですよね。
新市街地から旧市街地への入り口である『ランフランキ宮殿前の広場』が、街一番の絶景スポット。
高台にあり、街の全貌を写真に納めることができます。セルフィー必須です!
実はマテーラは、政府により全住民が強制退去させられ、一旦は廃墟になったという悲しい過去もある地域。
街の成り立ちや歴史は、また別の機会にお伝えしますね。お楽しみに!
アドマーニでは、近隣のカンパーニア州、プーリア州、カラーブリア州に、提携している語学学校があります。
南イタリアは、イタリア国民のみならずヨーロッパ中から多くの人がバカンスに訪れる、最高に美しい海が何よりの自慢。
一年を通して温暖な気候のこの地を、あなたの留学先にしませんか?
お気軽にお問い合わせくださいね!
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