2021.11.11 コラム イタリアの大学について
Ciao!
皆さん、こんにちは!
年々海外大学に進学を希望される方が多くなってきたように思います。
実際にアドマーニにお問合せを頂く数も増えています。
海外大学と聞くと、学費が高いというイメージがあるかもしれませんが、実はイタリアの大学って費用が安いってご存知でしたか??
今回は、イタリアの大学について、ちょっとご紹介したいと思います!
まず、イタリアの大学は約90校あり、国立の大学がほとんどです。
日本には大学が約800校弱と言われているので、かなり数が違いますね。
イタリアには、ヨーロッパで最古の大学(総合大学)があります。
それが、ボローニャ大学。
それにちなんで名づけられたといわれている“ボローニャプロセス”って、ご存知でしょうか?
これは、欧州や関係国との“教育制度改革”のこと。
実は、1999年以前は、ヨーロッパ各国の学位制度は統一されておらず、ばらばらでした。
しかし、この年に発表されたボローニャ宣言でそれを統一しよう!という動きが始まります。
色々な内容が盛り込まれたのですが、例えば、欧州内で学位制度を比較可能なように標準化したり、学生・教職員交流と人材流動を促進したり、欧州内の大学で単位互換制度の導入をするなどという内容が発表され、ヨーロッパ29ヶ国が合意しました。
それゆえ、イタリアの学部課程は3年間となっており、ほとんどのヨーロッパがこの年数です。
ただ、3年間で卒業できる人は結構少ないらしい。。。
というのも、一般的に、また世界的にも、日本の大学は入学するのが難しい、けれども卒業はすんなり出来てしまうと言われていますよね。
しかし、海外大学は逆。
イタリアもその一つで、卒業するのが難しいんです。
日本からイタリアの大学に進学するのは、高校の卒業資格があれば、願書の提出ができます。
大学によって、イタリア語のレベルを証明するものの提出が必要だったり、入学試験があったり必要条件は色々なので、進学を希望する大学の募集要項はしっかりと確認するようにしましょう。
各国の教育年数の兼ね合いで、学部課程の前にファウンデーションコースに通わなければならない国もありますが、イタリアはそのまま学部課程に進むことが可能です。
ただ、現在ファウンデーションコースを開講している大学も増えており、インターナショナルの生徒さんが進学しやすいように、可能性を広げているように感じます。
そして学費が安い!
学校や学部によって差がありますが、年間で15~20万と言われています。
日本の大学の費用から考えるとかなり安いですね。
イタリアで学び、生活もイタリア国内でするので、イタリア語の習得は必須ですが、ただ、現在英語で講義が行われる学部も増えてきています。
英語で学位を取得することのメリットもありますので、事前にコースを選ぶ際に検討してみて下さいね。
いかがでしたか??
アドマーニでは、大学のビザサポートを行っていますので、もしビザ取得で何か相談したいという方は、お問合せ下さい!
この記事を読んだ方にオススメの記事
新着情報
コラム&ブログ
- イタリアで言われたお茶目な冗談 2024/11/21
- イタリアの漫画って? 2024/11/19
- 京都産業大学にてゲストスピーカーを担当しました! 2024/11/17
- Che Pacchia@麻布十番 2024/11/14
- ペルージャのEUROチョコレート祭り2024 2024/11/12