2023.07.24 コラム ヴェネツィア大学生としての1日
皆さま、Ciao!Come va?
In questi giorni il caldo è davvero insopportabile, fate attenzione a rimanere idratati!
(最近暑い日が続いていますので、水分補給しながら気を付けましょう!)
日本に住み始めてから、イタリア人アピールをするために、大学時代の2年間はヴェネツィアに住んだことがあるという話をよくしているイタリア人スタッフのGiacomoです!
「世界中で観光名所として知られているヴェネツィアに住んだことがあります」と言うと大体驚かれるのですが、確かに珍しいことではありますね。
そのため、ヴェネツィアでの生活を皆さまにも少しお伝えできればと思いましたので、今回は大学時代の1日のルーティンを紹介します!
目が覚めるところからお話しすると、毎日起きると「部屋狭いな…」と考えながらベッドを出て、窓の外を眺めながらコーヒーができるのを待つ、というのがいつもの朝でした。
今思うと、ヴェネツィアの朝は空が灰色の日が多かったような気がします。
朝ご飯を食べ終えて、リュックに教科書を詰め込んで外に出るとヴェネツィアの狭くて細い小道と無数の橋が待っています。
最初の数か月はもちろん綺麗には見えていたのですが、時間が経てば経つほど慣れてきて、それはそれで街の風景などに懐かしさを感じられるようになりました。
登校は徒歩30分程度で、毎日サンタ・ルチア駅とローマ広場を通っていたので観光客でとても込んでいる日も多かったです!
大学のキャンパスはヴェネツィアの西の方にあり、あまり観光客が集まらないところでした。ただ大きめの港のすぐ隣で、船やクルーズのクラクションの音がよく授業中に聞こえていた記憶があります。
自分のクラスの日本語と、隣りのクラスの中国語、そして船の音。完璧なハーモニーでした。
学校終わりには皆さんにも紹介したい、お決まりの場所へ。
観光客向けのレストランやカフェなどから遠く、現地の人もしくは大学生しか通わない場所がありました。その名前はサンタ・マルゲリータ広場(Piazzale Santa Margerita)。
翌日のことや、授業、課題などのことはあまり考えずに、友達と数時間話しながら過ごすPiazzale Santa Margeritaでの時間は最高に楽しかったです。
そこで世界中からの友達ができ、ヴェネツィアでダントツに1番好きなところになりました(実は2年間に渡ってサンマルコ広場に数回しか行っていません)。
夕方はアパートに帰って、時にはテレビ、時にはヴェネツィアのスカイラインに日が暮れるのを見ながら、翌日の準備をしました。
その後は夕食を食べ、宿題などを間に合わせるために週7日ぐらい夜更かししていました。
ヴェネツィア大学生としての一日のルーティンは以上です。いかがでしたでしょうか?
ヴェネツィアに住むにはもちろんマイナスとプラス両方ありますが、どちらもいい記憶になると僕は考えています。
不便な小道やお値段高めのスーパーマーケット、観光客の多さなどといったマイナスなことを全部忘れられるぐらい素敵な街ですし、ヴェネツィアにしかないロマンに囲まれるのがずっと幸せでした。
皆さまにもぜひ経験して頂きたいので、ヴェネツィアに住みたいなと思った方はぜひアドマーニにご相談くださいませ。
A presto a tutti, alla prossima!
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