2024.06.03 コラム イタリア人の優しさで溢れた1日
皆さま、Come state? Io tutto bene grazie, spero anche voi!
日本に住んで働きながら、毎年1~2回はイタリアにいる家族に会いに行っている、アドマーニイタリア人スタッフのGiacomoです。
帰国中にはいつも、アドマーニの提携先の学校に取材と挨拶を兼ねてお邪魔させていただいています。
今回は昨年9月にイタリアに行った時の、ある1日の話をしたいと思っています。
その日のスケジュール上では4日間でパドヴァ → ヴェネツィア → ボローニャ → ルッカ → ローマを回る予定でした。
その中の2日目、ボローニャのホステルで起きると1日目の疲れが残っているのを感じました。
そのせいで寝すぎたこともあり、いつも食べている朝ご飯は食べられずそのまま学校に向かいました。
ボローニャにある学校を一日で3校回る予定で、2校目はちょうどお昼あたりに行かせていただきました。
お腹が空いているのが顔に出ていたせいか分かりませんが、学校のスタッフに「ご飯に行こうか!」と誘われ、学校近くのレストランでボロネーゼのタリアテッレをごちそうになりました。
その後、取材を続けるため3校目に向かいました。
取材と在学中のお客様へのインタビューをしていたらあっという間に夕方になり、次はルッカに向かうべく荷物を持って駅に行きました。
電車は夕方発で、ルッカ着は22時の予定。
日本に慣れている僕はそこで、起こしてはいけないミスを起こしてしまいました。
「夜ご飯は、ルッカに着いてからスーパーなどで買おう」と思い、何も買わずに電車に乗ってしまったのです。
ルッカに到着すると、全てのスーパーが閉まっていました。
ご存じの方も多いと思いますが、イタリアにはコンビニがなく、21時を超えたら開いているお店はほとんどありません。
食べ物を見つけるのを諦めた僕は、予約していたB&Bに向かいました。
23時頃に着くと、オーナーさんが待ってくださっていました。
チェックイン後、その日では2回目、空腹が顔に出てしまいました。
「何も食べてないでしょう?かわいそうに!」と言われて、B&Bの隣にあったオーナーさんのご自宅にご招待いただき、なんと夜ご飯をいただいてしまいました(もちろん宿泊プランに含まれている訳ではありません!)。
一日の内に、2回もイタリア人の優しさに助けられた日の話でした。
心から感謝をしながら、その日は笑顔(と満腹)で眠ることができました。
イタリアに滞在すると、こういった出会いと経験をされる方が多いです。
辛く大変なことがあっても、誰かの優しさに助けられる、これこそイタリアだと私は思っています。
皆さまも同じようなご経験がありましたら、ぜひお聞かせ頂きたいです。
イタリアでのこのような助け合いっていいなと思われた方、留学して実際にイタリア人の優しさを体験してみるのはいかがでしょうか?
必ずこういったこと出来事が起こるのではないかと思います!
イタリア留学にご興味のある方は、アドマーニにご相談ください!
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