2024.07.08 コラム 荷物の受け取り100ユーロ?
Ciao a tutti! 蒸し暑い毎日が続いていますね。
都心では35℃を超えている日もあるけれど、夏本番はこれから。
水分しっかりとって元気に夏を迎えたいですね!
さてそんな今日は、私の留学時代、イタリアで日本からの荷物を受け取った際にちょっと悔しい思いをしたお話を。
私のイタリア滞在、帰国が年末だったため、最後のビッグイベントはNatale(クリスマス)でした。
長い滞在の間、とってもお世話になったホストファミリーたちに、日本の母がプレゼントを贈りたい…ということで、日本からEMSを送ってくれたんです。
荷物が届いたとき、私は学校に行っていたので、イタリアのホストが代わりに荷物を受け取ってくれたのですが、「受け取りの際に100ユーロ(当時のレートで16000円くらい)の支払いを言われたから、立て替えおいたよ!」と。
「な、なんと!100ユーロ!?」
これまでEMSを受け取るのにお金を支払ったことなんてなかったのに!
貧乏な学生にとって突然の100ユーロの出費は痛手以外の何物でもありません。何が起こっているのか、知人を通して郵便局にも問い合わせてもらいましたが、どうも荷物の中身に課せられた税金のようで、もちろん支払ったお金が返ってくることはありませんでした。
ところで、母の送ってくれた荷物になぜ課税がされたのでしょうか。
日本の母からイタリアの家族へと送られたプレゼントの中身はお洋服やお菓子など安全そのもの。
ただ、綺麗にラッピングされたプレゼントであったこと、それが問題なのでした。
母は、中身の申請の欄にはいつも通り「Private Use」にチェックを入れてくれていました。日本から日用品など私用の荷物を送ってもらう際は必ず「Private Use」にチェックをする必要があります。
母も毎回かならずそうしてくれていたのだけど、今回だけは「Gift」が正解。
このチェックの違いで、留学生活の最後になかなか痛い関税を支払うことになってしまったのです。(それにしても、しっかり開封確認されているのですね。きびし~!)
ちなみに、この荷物に入っていた私宛のものはなんと「じゃがりこ」一個。
え、お母さん…私へのクリスマスプレゼントは…!?
…はい、おいしく頂きました。100ユーロの味が…した…かな?
これからイタリアへ行く皆さん、荷物の発送方法のチェックは済んでいますか??
ぜひ、荷物を送ってもらうご家族と一緒に送り方を学んでみてくださいね。
アドマーニでは留学にお申込みいただいたお客様に、イタリア留学へ出発までの準備や留学生活のアドバイスもしっかり行います。ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。
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