2022.03.11 コラム ミラノサローネについて
Ciao!
皆さん、こんにちは!
今回のコラムでは、ミラノサローネについてご紹介します!
ミラノサローネとは、イタリア・ミラノで毎年開催されている家具見本市のことで、
正式名称は「サローネ国際家具見本市 (Salone Internazionale del Mobile) 」といいます。
デザインやインテリア関係のお仕事などをされている方には、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
今年は6月7日(火)〜12日(日) に開催予定で、
今回でなんと、記念すべき第60回目の開催となります!!
会場はミラノ郊外のロー市にある、巨大見本市会場「フィエラミラノ (fieramilano) 」で行われます。
例年4月に開催されていますが、今年はコロナの影響で6月に延期となっています。
毎年約1800社のインテリア関連企業が出展しており、
来場者は毎年平均、188ヶ国より37万人以上が訪れている、とても規模の大きなイベントです!
サローネは7つの見本市で構成されており、いくつか隔年開催のものもあるのですが、今年は下記の6つの見本市が開催予定です。
・「サローネ国際家具見本市」
・「サローネ国際インテリア小物見本市」
・オフィス関連の「ワークプレイス3.0」(オフィス関連)
・「エウロクチーナ/FTK テクノロジー・フォー・ザ・キッチン(サローネ国際キッチン見本市 )」
・「サローネ国際バスルーム見本市」
・「S.Project 」(多様なジャンルの出展品の紹介)
(もう一つ、奇数年開催のため今年はありませんが、「エウロルーチェ(サローネ国際照明見本市)」は来年開催予定となっています。)
また、期間中「サローネサテリテ」という展示も同時開催されます。こちらは35歳までの若手デザイナーによる展示で、若手デザイナーの登竜門とも言われています。
ミラノサローネは業界関係者の方向けのイベントですが、例年、会期の終わりの週末に一般公開の日もありますので、ご興味のある方は今後の情報もぜひ確認してみてくださいね。
また、ミラノサローネ開催期間には、ミラノ市内の各地でもさまざまなデザインの展示が行われます!フオーリサローネ(Fuori Salone) と呼ばれ、こちらは誰でも無料で自由に入場できるものが多くあります。
ミラノサローネとフオーリサローネが開催されるこの期間は「Milano Design Week」と呼ばれ、全体で100万人規模の人々が訪れる、デザインの一大イベントとなっています!!
イタリア語の公式サイトでは、サローネの展示品の写真を見ることができ、クラシカルなものから、目を引くようなモダンでデザイン性の高いもので、さまざまな展示が行われていることがわかります。
見ていると、「このソファーかわいい!」や、「こんな立派なクローゼットがあるといいな…」や、「こんな雰囲気のカフェに行ってみたいな!」など、次々といろんな考えが浮かび、時間を忘れて見てしまいました(笑)
IEDなどアドマーニが提携しているデザイン学校ではサローネにも学生として参加もできます!ご興味ある方はぜひお問い合わせください。
最新のインテリアやデザインの展示がそろう、ミラノサローネ。
ご興味のある方は、訪れてみてはいかがでしょうか。
公式ホームページ(日本語)
https://www.milanosalone.com/公式ホームページ(イタリア語)
https://www.salonemilano.it/it
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