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2021.07.21 コラム イタリア 海沿いの街の暮らし

Ciao!
皆さん、こんにちは!!

いやー…洗濯物が良く乾くこと!!(笑)
梅雨時から、こんなにもガラっと雰囲気が変わるものかと毎年思うものの、やっぱり今年も思いましたねぇ。
夏は暑いけど、なんだかワクワクしちゃいますよね♪
夏派なので、テンションあがっちゃいます…!(笑)

今年もコロナの影響で、夏の旅行はちょっと…という方も多いかもしれません。
その他、去年は帰れなかったから今年こそ実家に帰る!という方、別荘などをお持ちの方は、そちらでゆっくりと過ごす、という方もいらっしゃるかもしれません。

別荘といえば、イタリアでも、セカンドハウスを持つ人は多くいます
このセカンドハウス、“海沿い”というのもよく聞くお話で、イタリア人の憧れだったりします。
特にヴァカンスの時期に滞在しますが、その間は特に何をするという目的はなくて、ただ昼間は海にいってのんびりと。
そして、昼食を食べにセカンドハウスへ帰ってくる。
午後はテラスで読書をしたり、お茶をしたり…。
もう、絵に描いたような過ごし方…♪

これはセカンドハウスならではの過ごし方ですが、一方、いつも海と共に生活している人達の生活はどんな感じなのでしょう??
イタリアはご存知の通り、周囲を海で囲まれており、東側がアドリア海、南西側がティレニア海、北西がリグリア、海南東側がイオニア海です。
それぞれの海に面する代表的な都市ではどんな生活、どんな人達、そして、どんな代表的な料理があるのかなどもご紹介したいと思います!


アドリア海に面する都市、ヴェネツィア

皆さんもよくご存知の水の都と呼ばれるヴェネツィア。ここはアドリア海に面しています。
海からの玄関口であるサン・マルコ広場は、観光、政治、歴史的な中心として、ここから街が栄えたと言われています。

ヴェネツィアの人々の交通手段、基本的には徒歩
ヴェネツィアは徒歩10~30分ぐらいの範囲内に色々なものがコンパクトにまとまっているので、徒歩で十分なんですね。

ゴンドラが有名ですが、基本的には観光用なので、現地の人達は少し遠いところに行くなら、水上バスであるヴァポレットや水上タクシーのモトスカーフィというものを利用します。
ちなみに、ヴェネツィアは車禁止。

海と共に生きるヴェネツィアでしばしば発生する“アクアアルタ”
これは、高潮による浸水で、冬の時期に起こるんです。
ヴェネツィアに住む人は、もちろんこれも慣れっこ。
長靴を履いてはいるものの、店先のおじちゃんは、何事もないかのように仕事をしています(笑)
そして、これを悲観的に考えるのではなく、見れたらラッキーだよ!というぐらいに、観光の一つにしてしまっていますから、イタリア人らしい発想だなと感じますね(笑)

ヴェネツィアの代表的な郷土料理の一つ、干しダラのムース “バッカラマンテカート”
クリーミ―でふんわり、塩気も少なめで、やさしい味わいです。

ヴェネツィアの語学学校はこちら!
・Istituto Venezia
https://www.adomani-italia.com/school-info/istituto-venezia/

ティレニア海に面する都市、ナポリ

Vedi Napoli, e poi muori.
ナポリの景色を見ずに死んでしまっては、生きていた甲斐がない、というナポリ湾の美しさを強調したイタリアのことわざです。それほど美しいと称される都市、ナポリ。
ポンペイ遺跡ができる原因となったベスビオ火山と青いナポリの海とのコラボレーションは絶景ですね!

ナポリというと、どんなイメージがありますか??
マフィア?
治安が悪い?
ナポリの人達は陽気で、人懐っこく、エネルギッシュ?
ナポリ人のイメージはその通りで、ちょっとお節介な(?)ところもあったりするけれど、ナポリを愛する温かい人達です!

あとは、待ち合わせの時間は遅れてくるということも言われますが(…否定はしません、笑)、、意外と交通面ではせっかちなところもあります。
道路では青信号になったらすぐに発進がナポリの鉄則なのでしょうか。。
それが遅れると「プップー!!」
と、クラクションが響くこともあります。

ナポリの郷土料理はマルゲリータを代表として、たくさんありますが、Impepata di Cozze(インペパータ・ディ・コッツェ)はお勧めです!
日本ではあまり食卓にムール貝が並ぶことは少ないかもしれませんが、海沿いのナポリでは、家庭料理によく使われ、スーパーなどでも安価に手に入れることが出来ますよ!
その他、タコやイカをふんだんに使う料理が多いのも、ナポリ流です。

ナポリの語学学校はこちら!
・Centro Italiano
https://www.adomani-italia.com/school-info/centro-italiano/
・Italianopoli
https://www.adomani-italia.com/school-info/italianopoli/

リグリア海に面する都市、ジェノバ

イタリア第一の港街であるジェノバ。
実は歴史的に、南イタリアやシチリア島、サルデーニャ島、そして他国などと交流があったこともあり、ところどころ南部色、異国色が見られます。
ジェノバといえば、イタリア一のバジル生産地。
皆さんご存知の通り、ジェノベーゼパスタがとても有名ですよね!
それ以外にはフォカッチャも有名で、街中では色々な種類のフォカッチャを楽しむことができます。
ちなみに、北イタリアではあるものの、南イタリアのように料理にはオイルを多用します。

港町であり商人が多いこともあってか、ジェノバの人は、“倹約家”(言い方気を付けて下さいね、笑)と言われることもあります。
ジェノバの郷土料理は、リグリア海の恵み、新鮮なシーフードを使った料理であることは言うまでもないのですが、特にイワシがたくさんとれるのでイワシを使った料理が多くあります
イワシのフリットやオイル付け、パスタにもイワシが使われますよ!
…思い出していたら、お腹が空いてきました、、(笑)

ジェノバの語学学校はこちら!
・A Door to Italy
https://www.adomani-italia.com/school-info/a-door-to-italy/
・Scuola Tricolore
https://www.adomani-italia.com/school-info/scuola-tricolore/

イオニア海に面する都市、ターラント

今までご紹介してきた街に比べると、あまり聞き馴染が無いところかもしれませんが、海軍の基地があり、商業港でもあるターラント
今でもイタリア経済を支える重要な港湾都市の一つです。
現代的な風景と、さまざまな古い建物や遺跡が共存しているのが何とも言えない魅力ですね!

ターラントはイタリアの中でも牡蠣の名産地で、牡蠣を使った料理が絶品!!
訪れた際には美しいイオニア海からの豊富な海の幸を堪能したいものですね。


いかがでしたでしょうか??
海を愛し、その海からの恵みである食材も、良い所を最大限に引き出して味わう。
そして、のんびり癒されたい時も海へ。
イタリア人と海は切っても切り離せない関係ですね!

とにかく海の近くで、イタリア語を勉強したい!という方は、こちらビアレッジョの語学学校もお勧めです♪

ビアレッジョの語学学校はこちら!
・Istituto Linguistico Mediterraneo
https://www.adomani-italia.com/school-info/istituto-linguistico-mediterraneo/
・Scuola Leonardo da Vinci
https://www.adomani-italia.com/school-info/scuola-leonardo-da-vinci/

ぜひ、“こんなイタリア生活を送りたい!”というご希望をたくさんお聞かせ下さい!

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