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2021.10.13 コラム イタリアのスポーツとその歴史

Ciao!
みなさん、こんにちは!

「イタリアといえば、どんなスポーツを思い浮かべますか??」
という質問をすると、結構色々な答えが出てくるのではないかなと思うのですが、実はそういう国ってそんなに多くないと思います。
イタリアはそれだけスポーツが盛んということと、いくつかのスポーツにおいては、イタリア名門チームに所属し、そこで活躍することこそが、“夢”となるようなスポーツもあると思います。

まず、「イタリアのスポーツと言えば…?」で、最初に思い浮かぶのは…
“サッカー”
でしょうか?
これをイメージする方が一番多いかもしれませんので、まずは、これを語らないわけにはいきませんね!東京五輪に続き、記憶に新しいEURO2020。これは、ヨーロッパ圏においてFIFAワールドカップと同じくらい重要な大会と言えます。4年に一度開催され、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する、ナショナルチームによる大陸選手権大会です。
この大会も延期され、今年の開催となりましたが、53年ぶりにイタリアが優勝しました!

このサッカーのイタリア代表は、アズーリ(Azzurri)と呼ばれています。
イタリア語では、「青」という意味。日本代表はサムライブルーと呼ばれているので、青繋がりでなんだか似ていますね。
この呼び名は、イタリア代表のユニフォームの色が青ということが由来のよう。
これは日本も同様かと思いますが、そもそも国旗にない色をチームカラーとする世界でも珍しいのだそうです。
イタリアは地中海に囲まれているから、その海から由来のブルー?と思ってしまいますが、実はこの青には歴史的なものが絡んでいるようです。
1861年にイタリアを統一したイタリア王国家であるサヴォイア家がその由来。
この王政時代には現在のイタリア国旗の色である緑・白・赤のトリコロールの中央にサヴォイア家の家紋が青い枠とともに入っていたのだそう。
その青はサヴォイア家のシンボルカラーということで、そこからこの色が来ているという説があるようです。

イタリアのサッカーはディフェンスが強いと言われていますが、これも歴史に関連している部分があるようです。
「カルチョ・ストーリコ」という競技、ご存知でしょうか?これは、13世紀から14世紀にかけて、イタリアのフィレンツェで生まれた現代のサッカーやラグビーの原形となっている伝統的なフットボールのこと。楕円形のボールを相手の陣地に運べば得点が入るというものなのですが、これがかなり過激!各チーム27名で、なんとその陣地に行くまでには攻撃と守備が1対1では殴る、蹴るがルールとしてOK。この際の“守備戦術”が重要だったとされ、これが今のイタリアの守備力に今も形を残しているのではないかと言われています。

【関連記事】イタリア×サッカー
https://www.adomani-italia.com/blog/column/italy-soccer/

バレーボール

バレーボールにおいても、セリエAと言われるプロリーグがあり、国内でのバレーボール人気も高いです。
バレーボールでも、男子バレーの選手は「アズーリ」、女子バレーの選手は「アズーレ」と呼ばれています。サッカー代表と同じように呼ばれるのですね!

イタリアのバレーが、本格的に強豪国の一つとなったのは、1978年にイタリアで開催された世界選手権で銀メダルを獲得し、1980年代に入ってからのこと。
その全盛期は1990年代で、セリエAの所属選手の活躍により、世界選手権3連覇をはじめとし、ワールドカップ、ワールドリーグ、ワールドグランドチャンピオンズカップ、欧州選手権で数々の金メダルを獲得してきました。
それ以降、金メダルの獲得はなかなか難しい時代が続きますが、メダル獲得の常連国として、世界的にも認められています!

【関連記事】イタリアのバレーボール
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フェンシング

東京パラリンピックで、車いすフェンシングの女子フルーレ個人のイタリア代表でベアトリーチェマリア・ビオ選手が大会2連覇を果たしたことは記憶に新しいですが、フェンシングもイタリアでは人気のスポーツの一つです!

フェンシングは、ご存知の通り、二人の選手が向かい合って立ち、片手に持った剣で互いの体を突いて勝敗を決め、攻撃を成功させるとポイントとなります。
このフェンシングには、「フルーレ」、「エペ」、「サーブル」の3種目があり、大きな違いとしては、使用する剣・ルールがそれぞれ異なります。
例えば、身体を突いて得点が認められる「有効面」(ポイントに結びつく攻撃が有効とされる面)というのも種目によって異なり、フルーレは「胴体」、エペは「全身」、サーブルは「上半身」が対象となります。
フルーレとサーブルには「攻撃権(優先権)」というルールがある他、サーブルは「突き」だけでなく「斬り」も有効など、同じフェンシングという枠組みでも、違う楽しみ方があります。

フェンシングの発祥地はフランス。
使われる用語などもフランス語由来のものが多いですが、フェンシングの原形は、中世の騎士たちによる剣術にあるとされていることから、中世イタリアの騎士道ともいえるものが現在のイタリアの世界ランキングにも起因しているのではないかと思わずにはいられませんね。
日本の剣道も同様ですが、元々は実戦的な“剣術”であり、戦場ではもちろん鎧や盾などの防具と共に、剣(特に長い剣)が使われていました。
しかし、時代が移り変わる中で銃が開発され、それを戦場で用いることが主流となってから、剣という武器はだんだんと使われなくなってきました。
ただ、騎士にとって、剣というのは名誉の象徴だったことから、戦場では役に立たなくなったとしても、当時フランスの上流階級は剣術を磨き続け、19世紀の末には各地で盛んに競技として行われるようになっていったところから、スポーツとしての“フェンシング”が始まったとされています。
イタリアにおいても、スポーツとして盛んに行われるようになり、各世界大会ではメダル獲得の常連国となっています。


いかがでしたでしょうか?
これ以外にも、イタリアでは色々なスポーツが盛んに行われています。
ぜひご自身の興味のあるスポーツを見つけて頂き、イタリアに行った際には実際に競技場で観戦を楽しんでみてくださいね!!

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