2019.12.23 コラム イタリア留学で辛かったことランキング~TOP5~
イタリア留学に「トラブル」は付き物。
日本と全く違う環境に身をおくことはワクワクすることもある反面、不安なことも多いですよね!
少しでも私たちのイタリア留学体験談をもとに、皆様に覚悟を持って留学へ臨んで頂きたいと思い、
今回は”イタリア留学辛かったことランキング”トップ5をご紹介します。
イタリア留学で辛かったことランキング
第5位!
イタリア人は仕事よりも家族/友人優先!
留学当初、日本から友人がイタリアへ遊びに来てくれる、という何とも嬉しい日。
ウキウキの気分でバスと電車を乗り継いでローマへ向かう道中ー。いきなりバスが止まりました。
「え?何が起こったの?」とキョロキョロしていると、なんとバスの運転手さんが運転を止め、向こうから歩いてきた女性とイタリアン挨拶のハグ。
「Ciao!Come stai?(やぁ、元気?)」という言葉から会話が始まり、気付いたらなんと30分近く待たされました。
その間に他の乗客は、運転手に怒り出すわ、電話で彼氏と話し出すわ、勝手に下りるわ、赤ちゃんが泣きだすわ・・・もう車内はハチャメチャ。
結局、その後の電車も15分近くの遅延があり、(理由は不明。)日本人の友達を1時間近く待たせてしまいました。
「も~イタリア人になっちゃって~!」なんて言われ、「いや、電車が・・・」と言い訳してしまいましたが、電車とバスが遅れるなんて日常茶飯事。
絶対遅れたくない約束には1時間以上早く家を出ましょう。
ご家族や友達を優先することはとても素敵なことです。そこは本当にイタリア人の素敵なところ。
ただ、時には仕事を全うしてもらいたい・・・と思った1日でした。
仕事最優先で頑張っているイタリア人もたくさん、本当にたーくさんいます!!
イタリア留学で辛かったことランキング
第4位!
スリに遭う
これは皆様承知のこと。
日本がとっても治安が良い国なので、ポケットに携帯や財布を入れていたら、いつの間にか無くなっていた。
机の上に携帯を置いてディナーを楽しんでいたら、いつの間にか盗まれていた。
そんな事例は度々聞きます。
携帯のスリに遭ったら、データも過去の思い出も全て消えてしまって・・・本当に辛いですよね。
何より盗まれないようにしっかり対策をとることが大切です!!
私もイタリア滞在時にパスポートと財布を盗まれ、散々な目にあいました。(;_;)
そんな私の体験談”もし盗まれてしまったら・・・?”は下記ご参照ください。
イタリア留学で辛かったことランキング
第3位!
とにかく寒い!暑い!
イタリアと日本はほとんど同じ緯度にあるため、基本的には四季があり、気温もほぼ同じです。
が、夏はからっとしていますが40度まで上がることもあり、冬はじめっとしていて寒く感じたり…。
何よりクーラーがほとんどないので、本当に夏は暑いです!
耐えきれなくて、現地で扇風機買いました。が、それでも凌げない暑さに、私は逆に部屋を締め切って、イタリアの石造りの家の特性を利用し、ひんやりした空気を閉じ込めてみました。
ただ、朝になるとまたぱぁーっと窓を開けて日を浴びたくなりますよね。
それでまた空気が暑くなるのですが…。そんな日々の繰り返しです。
冬は国の省エネルギー法のようなものがあり、自動的にエアコン(お湯沸かし器のようなもの)が切れます。
寒くて夜が寝れない!なんてこともしばしば。イタリアの布団は殆どが薄い毛布を重ねるだけなので、なかなか温まりません。
私はダウンを着て寝たこともよくありました。
そんな国なので、寒さに弱い方は湯たんぽやホッカイロなど持っていくと良いかもしれません!
イタリア留学で辛かったことランキング
第2位!!
思い通りにいかない
これは留学したことがある方なら、みなさんご納得頂けるのでは?
事前にしっかり準備をし、色々読み込んでイメージもできており、いざ出発!となっても全く思った通りにはいきません。
切符の買い方はもちろん、人によって言うことも違う。壊れててATMや切符が買えないなど。。
事前のイメージトレーニングやネットで調べることはとーっても大事です。でも、それ以外の予想外のことが起きたときにどう対処するか、これがイタリア!と思えるかが大切になってきます。
アドマーニは出発前に【留学のしおり】をお渡ししております。
バスや電車の乗り方から、洗濯機の使い方、ゴミの出し方、お金のおろし方、携帯の手続き方法など…イタリア留学に関することは体験談をもとに色々なことを記載しております。
また出発前にもしっかりサポートしますので、ご安心くださいね。
イタリア留学で辛かったことランキング
第1位!!!
言葉が通じない
当たり前のことなのですが、これが一番辛いです。
よく皆様から
「語学が全く出来ないのですが、大丈夫ですか?」
「どのレベルまで語学を勉強すれば入学できますか?」
とご質問いただきます。
答えは
です。
参考まで、私は語学を出発前にしっかり大学で三年間勉強し、出発しました。
ただ、何を言ってるかさっぱり分からず…
慣れるまでに数ヶ月かかりました。最初は当たり前ですが日本語も通じず、語学学校も全てイタリア語なので、全く何を言ってるか分からず…辛かったです。
1ヶ月経つとなんとなーく耳が慣れてきて、3ヶ月経つ頃にはやっと楽しくなってきました。
イタリア人の友達も出来て、半年頃にはある程度話せていましたが、そこで二度目の壁に。
イタリア人の中に日本人1人で遊んでいると、全く会話についていけず、これもまた辛かったですね。
みんな会話のスピードも早く、特に話してない人を気にかけることもなく、どんどん会話が深掘りしていく…という感じでした。
このままではダメだ!と思い、自分からどんどん話題を提供してみました。
あとは何と言っているか分かったところにすかさず、自分の意見を述べる。
今でもこれだけは苦手ですが(苦笑)、まぁイタリア人のおしゃべりを聞いているだけでも楽しい!と思えればmeglio(より良い)ですね。
いかがでしたでしょうか?
私達アドマーニスタッフも全員、留学時代に辛い経験をしました。
楽しいことばかりじゃないのが留学です。
何かあったときにはもちろん、しっかりサポートしますが、しっかり心構えをして、イタリア留学に臨みましょう!
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