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2021.01.18 NEWS コラム 【1/18更新】新型コロナウィルス最新情報


イタリア国内に関して

1月14日に、新たな首相令、緊急政令第2号が発表されました。

●昨年末より実施されていた、州・自治県を越えた移動の禁止は、2/15まで延長されることになっています。
●ゾーン分けについての規定も変更がありますので、滞在する地域の情報をよくご確認ください。
●なお、日本からイタリアに入国する者に対して課される14日間の自己隔離等義務(一部例外あり。)に変更はありません。また、保健省命令による英国からイタリアへの入国に係る措置は3月5日まで継続されます。
●本首相令抄訳を、在イタリア日本国大使館ホームページに掲載いたしましたので、以下のリンク先をご参照ください。
・1月14日首相令(抄訳):
https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_20210114DPCM.html


加えて、緊急政令第2号による、緊急事態宣言の4/30までの延長は、各規制の発動権限を政府に持たせるためのものであり、ただちにイタリア全土がロックダウンになるということではありませんが、規定に従わない場合は罰則もあるとのことなので、特に外出や移動の際には、滞在する地域の規定を各自でよく確認し、安全な方法をお取りください。

<緊急政令第2号 抜粋>
【第1条3項】
1月16日から2021年2月15日まで、イタリア全土において、州/自治県を越えた移動を禁止。いずれにせよ、自身の住所・居住地・居所への帰還のための移動は許可される。
(例外)証明される仕事上の理由、必要性のある状況、又は健康上の理由に動機付けられる移動。

【第1条4項】1月16日から3月5日まで、イタリア全土において、本緊急政令が規定していないものについては、2020年3月25日緊急政令第33号第2条1項(※1)および2項の規定(※2)はあるものの、以下の措置を適用。

a) 5時から22時の間、最大2名で、同一州内に所在する私的住居(一軒のみ)への移動が1日に1度のみ許可される。また、保健省が感染状況等に基づいて指定する特定の州においては、以下のb)の場合を除き、移動の範囲を自治体(コムーネ)内とする(詳細については、当館作成の緊急政令抄訳(下記リンクをご参照ください。)か、緊急政令原文を確認してください。)。

b) 移動可能範囲が自治体(コムーネ)内に制限される場合、人口5千人を超えない自治体(コムーネ)から30kmを越えない範囲での移動は、県都への移動を除いて許可される。
(※1)感染状況が特段悪化した特定地域に対する移動制限の採用又は再導入に関する規定
(※2)州から別の州への移動・移動手段にかかる制限と例外に関する規定

【第1条5項】イエローゾーンよりも制限措置の緩やかなホワイトゾーンを導入する(該当州内での活動は首相令で特定されるプロトコールによる。)。

【第5条】滞在許可の期限延長(2021年4月30日よりも前に失効する滞在許可については、その失効期限が2021年4月30日まで延長される。)
*詳細については最寄りのクエストゥーラ(※3)にお問い合わせください。
(※3:ご参考)https://questure.poliziadistato.it/

●本緊急政令の抄訳を在イタリア日本国大使館のホームページに掲載しましたので、以下のリンク先でご確認ください。
・緊急政令第2号(抄訳):
https://www.it.emb-japan.go.jp/itpr_ja/covid_19_20210114DL2.html

(問い合わせ先)

現在のアドマーニ留学生渡航情報

アドマーニからは今月も毎週のようにイタリア留学へ出発された方・出発する方がいらっしゃいます。
既に滞在中の方や、最近出発された方から現地での様子をお聞きする限り、上記のような規制はあるものの、比較的緩やかに安全に過ごされているようで安心しております。学校はオンライン授業となっているところが多いですが、こちらも楽しんで受講されている方がほとんどです。
(対面レッスンを再開しているところもあります。)

イタリアではワクチン接種も始まり、いち早くこの状況を改善しようとする気概にあふれていますが、これから留学をご計画の方は、もし様子を見ることができるのであれば春以降のご出発をお勧めいたします。

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先週出発された方の入国時トラブル一例

東京~ポーランド経由~ミラノへ渡航された方の例です。ご参考まで。

ポーランド航空の税関で、ビザを持っていてもここで10日間隔離しないと通せない、と言われた。同じ便に載っていた日本人6人ランダム、セキュリティルームに連れていかれ放置。
ビザの種類によらず、滞在許可証のカードがないからダメと言われ、ワルシャワホテルへ一泊することに・・・。
同乗していた日本人女性3人でワルシャワのホテルへ宿泊しようとしたが、ポーランドのホテルで、観光者は泊められないと拒否。大使館に電話したが、らちがあかず、ホテルの上の人に話を聞いてもらって、時間はかかったがどうにか一筆もらえてホテルには宿泊できた。
結局、もともと予定していた乗り継ぎの便にも乗れる訳がなく、翌朝のミラノ行き
チケット(5万円くらい)を買い直してどうにかミラノへ到着できた。

タクシー代、ホテル代、航空券代の返金請求を、もとの航空会社に申請したが、ポーランドに問い合わせると言われたため、いつ解決するか不明。
(※保険会社もプランによるため、まずは直接保険会社へ問い合わせをお勧めします。)


ポーランドに一泊し、隔離にならなくて良かったですが、なにがあるかは分からない状況です。
英語ができる場合は対応きても、難しい方も多いはず。
何かあったら、同乗の方で英語が堪能な日本人に助けてもらいましょう。


11/25㈪イタリア(語)でアペリティーヴォ・Aperitivo in Italia(no)!#6

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