2015.01.28 イタリア文化 コラム&ブログ Tombolaで遊ぶ☆
Nataleシーズンもすっかり終わり、
落ち着いたと思ったら今はカルネバーレのシーズンに突入しているイタリア。
日本はバレンタインモードに入っているのでしょうか?
シーズンごとのイベントがコロコロと変わり、いつも変化に追いつけずに違和感を感じちゃっております。
昨日のお店にはカーニバルグッズが所狭しと並んでいて、「も、もう?!」と、置いてきぼりをくらっております。
※イタリアのカーニバルは気合いが違う!(昨年のカーニバルの写真より)
そんな置いてきぼりの私は、未だに年明けに遊んだ、イタリアのNatale時期には欠かせない「Tombola」(トンボラ)ゲームについて
少し書いちゃおうかと思います(今更?いいんですっ)
なぜかというと、
「思ったより楽しかった」
その一言に尽きます、はい。
実はですね、年末から年明けの時期、イタリア人はよくカードゲームをして友人達とキャッキャと時間を潰す訳ですが
いくら説明されてもゲームのやり方にピンとこない私は、正直苦手なんです。
でもお金をかけて夢中でカードゲームをやり続けるイタリア人、お金への執着なのか、外は寒いしやることがないからなのか、
イタリア人の気質なのかはさておき、夜に友人を呼んではカードゲームざんまいです。
いつも誘われては、渋々行って、横目で傍観しているだけでした。
ところがある日、友人宅で夕食を食べ、さてと…とゲームの雰囲気になったとき、
うわぁ、またかと正直思いましたが、今日はトンボラをやろー!という話になったんです。
「La tombola」(トンボラ)は「ビンゴだよ」と説明はされていたのですが、
ビンゴってあのパーティ行事のビンゴかいなと、正直何の興味も持っていなかったので、遊ぶ機会をスムーズに逃してみてはいたのですが
突然トンボラをやる機会が巡ってくるとは!
まずは番号が書かれたカードをもらいます。
こんなカードです。
今回はお金をかけたので、1枚ゲットするのに50セントとし(かわいい掛け金(笑))、1ユーロをかけて2枚もらいました。
もちろんこのカードを多く持てば、当たる機会も増えるので、みんなは4枚や5枚やら。皆さんさすがゲーム慣れしていらっしゃる。
私は様子を見たかったので、とりあえず2枚。
そしてリーダーとなる人物を決め、袋からランダムに番号を取り出します。
がさがさと、こんな感じで。
そして出て来た番号を読み上げ、自分の番号カードにその番号があれば、その番号を覆います。(カードは番号を覆えるようになっています)
そして横一列に2つ番号がそろえば「アンボ」と言い、2ポイントゲット!
横1列に3つ番号がそろえば「テルノ」で3ポイントゲット、同じように4つ番号がそろえば「クアテルノ」で4ポイントゲット、
5つ番号が揃えば「チンクイナ」で5ポイントゲットです。
アンボ、テルノ、クアテルノ、チンクイナはそれぞれ先にビンゴした方1名限定です。
なので先にゲットした人がポイントゲットというシステムです。
こんな感じで、大人が遊ぶ様子(笑)
簡単な遊びですが、早くビンゴになるように、自分の希望の番号が出てこないか、そわそわする感じも楽しい☆
思ったより楽しくて興奮してしまった私。
そして私がリーダーで番号を引く係になったときは、みんなのそわそわ感が伝わりすぎて、面白くなってしまい、
敢えて番号を日本語で言い、そのあとにイタリア語で
番号を伝えてあげるという焦らし作成を決行し、焦らしに焦らしてあげて、さらにワックワク!(これを意地悪とも呼ぶ)
最後の方には、友人のイタリア人達、日本語の番号を覚えて、イタリア語で番号を言い直さなくても分かっていました(笑)
恐るべしゲームへの集中力!
みんな日本語覚えられて良かったねー。
私は2回くらいクアテルノをして、ポイントゲットしました☆
かわいらしい金額ですが、ゲームにてお金もゲット!
なんだか当たると嬉しいものですね〜。
こんなイタリアの年末年始の伝統ゲーム、
日本にはないですよね?
そんな訳で、イタリア留学中は、是非お呼ばれして遊んじゃってください♪
簡単で盛り上がります!
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