2014.02.26 スタッフの日常 学校・卒業生へ訪問! Amo Firenze!
Ciao!お久しぶりです~!
フィレンツェから帰ってきましたー。
ブリンディシ空港から約1時間ちょっと。フィレンツェ空港ではなくピサ空港に降り立った瞬間、すでにトスカーナの香りを感じ、興奮を抑えつつピサ空港からフィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅までのプルマン(バス)に乗って70分。
フィレンツェに着きましたー!
南イタリアとは違う、なんとも言えないこの高貴な香り。これはフィレンツェが持つこの中世の歴史と、歴史を感じざるを得ないこの建物や街が醸し出す雰囲気から発しているのでしょうね。
プーリア州とは違うこの感じ…
南イタリアももちろん南イタリア特有の美しさや特徴があります。
地域によって特色が大きく違うのもイタリアの特徴ですね。私は南と北イタリアで人種も若干異なるのでは??とも思ったりしますが、その話はまた今度。
今回の目的は、我々イタリア留学エージェントとして、多くの語学学校の特徴は分かっていてもやはり実際に見て、授業に参加してみて、さらには学校の方や生徒さん達と話をして、それぞれの学校の細かな特徴を知る事でした。
イタリアの語学学校は無数にありますが、どの語学学校も同じようなレッスンの質やサービスを保てているかというと、全くそうではありません。
私たちは特に厳選して、日本人が安心して通えて、なおかつイタリア語を確実に伸ばせる環境が備わっている語学学校と提携をしています。そんな語学学校も一口に本当に様々な特徴を有しています。
今回様々な語学学校にお邪魔させて頂き、本当にたくさんの話を聞く事ができました。語学学校を選ぶのは本当に大変難しいことかと思いますが、こういった私たちの取材を通して、細かい情報を知って頂いて、自分に合った語学学校を選んで頂ければと思っています。
さて、今回取材をさせてもらった語学学校のひとつ「Machiavelli」さん。
本当に本当にお世話になりました!
本当にサポートがしっかりしていて、なおかつスタッフが温かく、本当に感謝感謝でいっぱいです。しかも生徒さんが行くステイ先に泊まってみたいっ!とわがままを言ってみたところ、通常生徒さんが泊まるホームステイ先を探してくれ、
なんと1週間ホームステイをしてみました(笑)
今までたくさんの日本人を迎えた経験のある大家さんと、じっくり話がきける大変貴重な機会となり、ステイ先についてもとても良い取材をさせて頂くことができました!
今回お邪魔したホームステイ先は、年の頃は50歳くらいのシングル女性。
お二人のお嬢様がいらっしゃるそうですが、海外の大学に通っているため、空いたお部屋を利用してホームステイを受け入れています。
着いて部屋の窓を開けた瞬間。。。
この景色!!!
なな、なんすかこれーーーー??
って興奮して大家さんに聞いてみたところ、これはとあるお宅の個人のお庭だそうで。もう貴族が住んでいるとしか思えません。
15世紀に流行していたこのお庭デザインを今でもこのように美しく保ち、個人の観賞用にしているんだそうです。観賞用って…さすがはフィレンツェの貴族!
毎朝窓を開けると、この光景。同じ朝でも、この光景を見ながらだと一日の始まりが全く違うものになります~。
ベネツィア近くの街出身の彼女、ファッション関係のお仕事もされており、しかもだいたい家でお仕事をされているので、お家に帰るとだいたい自宅にいらしゃっておしゃべるする時間が多く、本当に楽しく滞在させてもらいました。
仕事柄、ファッションやイタリアの歴史に非常に詳しく、コーヒーの歴史やそれぞれの建物の由来などなど、様々なことを説明してくれて、彼女のお陰で最高の滞在となりました。
ありがとう!Sofia!!!
また日本人はイタリア語をヨーロッパ人のようにすぐに話せないことはよく分かっているので、たまにグーグル翻訳機能を使って日本人とコミュニケーションを取ったりするそう。
でも日本人の皆さん、
イタリアに来る前には、大家さんと少しでもコミュニケーションが取れる様に、本当に基本的な単語や文法だけは必ず勉強してから行く事を勧めます。
ただ一緒に暮らしますが、ホームステイっていっても常に一緒にでかけましょう、一緒にご飯を食べましょう、といった雰囲気はイタリアにはありません。
みなさん期待しないでくださいね。
なのでアメリカなどのホームステイで、おもてなしムードたっぷりのそれとは、絶対に比較しないでください。
でもイタリア人は基本的におしゃべりが大好きです。
ちょっとお茶しない?なんてコーヒーを入れて2時間ずっとしゃべってる、なんていうのがよくあります。なんというか、お互い居心地がよい関係をうまく作ろうとするので、気持ちのよい距離を保てる気がします。
そこらへんはお互いの距離をうまく保ちたい人種、日本人にとって、アメリカンホームステイよりも居心地がむしろ良いのではないかと思っています。
今回はMachavelliの生徒さんで、日本から留学生が一人となりの部屋へ滞在していました。ちょうど私が着いた翌日の23時くらいに、はるばる日本から到着。
イタリア語を全く勉強してこなかったという彼女。
学校初日に、イタリア語の基本中の基本、AVEREとESSEREの変化を習っていましたが、どうしても違いが分からない様子。
それでもSofiaは一生懸命英語で問いかけたり、ゆーーーーっくりイタリア語で話しかけたりと、本当に優しい大家さんでした。彼女も最初は緊張していましたが、少しずつ習ったイタリア語を使って大家さんとコミュニケーションを取っていたので、こういう環境はイタリア語を学ぶ上で本当に大事な環境だと改めて感じました。やっぱりホームステイ、いいです!!
南イタリアに帰る前日の夜、大家さんはお出かけするということを言っていたので結局最後の挨拶はできませんでしたが、夜外出から戻ると自分の部屋の机にプレゼントが。
「次にフィレンツェに来たときは必ず連絡して。またいつでも泊まりにきてね。あなたに会えて本当に良かった!気をつけて帰ってね」と置き手紙。中にはフィレンツェの伝統菓子が入っていました。ウルウル…
本当に嬉しいサプライズでした。
今度来るときはもちろん絶対にまた連絡します~!!!!
取材で来た今回のフィレンツェ、こんな大きな出会いもあり、そしていつ来ても変わらないこの美しいフィレンツェ。たくさんの方々のご協力もあり、本当に良い取材、滞在となりました。
それぞれの語学学校での取材を改めてここでお伝えしていこうと思います。
お楽しみにー♪
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