2020.02.23 コラム 留学お役立ち情報 イタリア留学!季節の特徴・服装おすすめ
イタリアは四季がはっきりしており、日本と気候が似ているといわれています。
しかし縦に長く、山脈も多いイタリアは地方によって特徴も様々です。
今回は留学前に知っておきたい、季節ごとの服装についてご紹介します!
もくじ
イタリア全体の気候
イタリアは温暖で雨が少ない地中海性気候で、日本のように四季がはっきりと分かれています。
ローマと東京の気温は年間を通じてほぼ同じですが、日差しはイタリアの方が強かったり、冬は雨が多くなったりします。
また縦に長い形をしたイタリアは、南北で気候に大きな差があります。
北部はアルプス山脈があるため、冬は非常に寒く、夏は適度な湿気と快適な気温です。
中部は夏と冬の差も北部に比べると少なく、年間を通して比較的温和です。
ただ、フィレンツェのような盆地は、風が通らないので夏場は蒸し暑くなります。
南部の夏はからっとしており、冬も穏やかでそれほど厳しくありません。
イメージとしては、ミラノは東北地方くらい、ローマは本州くらいの気候でしょうか。
季節ごとのおすすめファッション
春(3・4・5月)の気候・服装
イタリアの3月・4月はまだ寒くコートは必須です。殆どの街は石造りで足元が冷えるので、足元の防寒も心がけると良いでしょう。またこの時期は花粉も飛散しているので日本から薬を持つと良いでしょう。
5月になると一気に暖かくなり、日差しも強くなりだすので昼間は半袖でも大丈夫ですが、朝晩は冷えるのでカーディガンなどがあると安心です。
また白い街並みの中は日差しの照り返しも強いので、サングラスと日焼け止めがあると良いでしょう。
夏(6・7・8月)の気候・服装
6月は日本のような梅雨はなく、雨量が比較的少ない乾季にあたります。
空気が乾燥しており昼間は暑いものの、朝晩はまだ肌寒く感じる日もあります。
7月・8月は最も気温が上がる時期です。石畳や石造りの建物が多く熱がこもるので、実際の平均気温よりも厚く感じることもあります。日差しもとても強烈なので、通気性の良い服装に加えて、帽子とサングラスは必須です。
ちなみに日傘の文化はなく、珍しがられることもあるので帽子が無難です。
秋(9・10・11月)の気候・服装
9月は残暑でまだ30度近くまで気温が上がる地域が多い一方、朝晩は気温が急に下がるので長袖を持ち歩くといいでしょう。
月末になると秋らしい風も出てきて、雨の日も増えだします。北部ほど雨が降りやすいです。
10月以降は冬の始まりを感じだすような寒さになり、ニットやジャケットが必要になります。
11月は雨季になり1年でもっとも雨が多い季節です。雨具は常に持ち歩いた方が良いでしょう。
冬(12・1・2月)の気候・服装
12月は真冬の気候となり気温がぐっと下がりますが、中部・南部は昼間でも気温がそこまで下がらないので過ごしやすいでしょう。
日差しは穏やかで日光浴も気持ちがいいですが、海岸部は強風などで寒く感じることもあります。
一方北部はかなり寒く、朝晩は氷点下になるので防寒対策はしっかりとしましょう。
1月は年間で最も寒い時期なので、オーバーコート、マフラー、帽子、手袋、厚底の靴などを準備してしっかりと着込むといいでしょう。2月は下旬になると春の兆しが見えだします。ただし日中でも日陰の温度はとても低く、まだ油断が出来ない寒さが続きます。
まとめ
現地でも市場などで安く買うことが出来るので、衣料品に関しては最低限の着回しを準備していけば問題ないかとは思います。
ただし日焼け止めや花粉症薬などは日本で使い慣れているものを持って行った方がいいでしょう。
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