2020.03.08 コラム 留学お役立ち情報 渡航の前に!イタリアで注意したいファッション事情
日本とは文化が異なるイタリアでは、服装についていくつか注意しておきたい点があります。
今回は、イタリア渡航の際の服装を選ぶ際の注意点やおすすめをご紹介します。
1)ブランド物はNG?犯罪のターゲットに!
イタリアはスリやひったくりなどが多く、日本のように治安がいい場所ばかりではありません。ハイブランドのバッグを持っていると、スリに目を付けられる可能性が高くなります。
ブランド物のアイテムは避け、「最悪の場合盗まれても良い」くらいのものを持つほうが無難です。
2)ミニスカートは悪目立ち?露出は控えめで!
イタリアの女性はシンプルなパンツスタイルの方が多く、可愛い雰囲気や露出度が高いスカートをはく人はあまり見かけません。
日本人女性は外国人から見ると小柄で、そもそも被害に遭いやすい傾向にあります。露出が多い服装はスリや盗難、その他犯罪のターゲットになる可能性をさらに高くさせてしまうので避けましょう。
また教会や高級レストランではラフな服装は禁止されている場合が多いので、男性も観光に行く際はノースリーブやサンダルを控えたり、何か羽織るものを持ったりする方が無難です。
3)バッグは斜め掛けやチャック付きなどで防犯対策を!
スリや盗難対策のために、斜め掛けできるバッグやチャックが付いているバッグがおすすめです。
リュックは後ろからいつの間にか切られていることもあるので、あまりおすすめ出来ません。
イタリアのスリの手つきは巧妙で長年イタリアに住んでいる人でも被害に遭う程なので、人混みを歩くときは常にバッグに気を付けましょう。
またお店などでバッグを置きっぱなしにするのは、置き引き被害に遭うので厳禁です。目の届く場所に携帯しましょう。
4)靴はヒールよりスニーカーを!
石畳が多いイタリアでは、ヒール靴だと歩きにくく、疲れもすぐに溜まります。
ヒールのないフラットシューズやスニーカーで歩くのがおすすめです。
ただし高級レストランで食事をする際はラフな服装はNGとされてしまうので、パンプスを一つ持っていくと安心です。
5)カーディガン・上着があると安心!
春や秋など、昼間は日差しも強く半そでで過ごせますが、朝晩は冷え込み寒暖差が激しくなります。
夏でも夕方は風がでて少し肌寒く感じることもあるので、軽い羽織ものが1枚あると安心です。
6)マスクをすると怪しい人?
イタリアにはマスクをする文化はありません。風邪や花粉症の時期でも、街中でマスクをしているイタリア人を見ることはないでしょう。「マスクをしている=病気にかかっている人」という認識をされてしまい、あまりいい顔はされないのでイタリアではマスクは付けない方が無難です。
7)日焼け対策は帽子とサングラスで!
イタリアの日差しは非常に強く、石畳からの照り返しもまた強烈。日焼け対策は必須です。
しかし日傘をする文化はないので、日傘をさしていると不思議そうな目で見られることもあります。
つばの広い帽子やサングラスで対策しましょう。
イタリアのファッションといえばオシャレなイメージが強いですが、実際に街のイタリア人を見るとシンプルな恰好をした人が多く、過度なオシャレは悪目立ちしてしまいます。
軽犯罪のターゲットになるリスクも高まるので、街中の人に溶け込むような適度なスタイルを心がけましょう。
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