メタッロ・ノービレ | イタリア留学専門のa domani!(アドマーニ)【無料】相談・手続き代行
フィレンツェにある名門ジュエリー学校「メタッロノービレ」は観光客の少ない、昔から職人やアーティストが多く滞在する、落ち着いた地区にある学...
イタリアへジュエリー留学をしたS.Nさん(20代女性)から、とっても素敵な体験談を送って頂きました!
イタリアと言えば洋彫り、透かし彫り。
本格的に学べる【Metallo Nobile】は私たちアドマーニの一押しジュエリー学校です。1年コースを取って帰ってきたSさんの作品もぜひご覧ください!
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クラスの人数は2015年9月の入学当初で20人程度、席は全て満席の状態で先生は各時間メインの人が1人しかいないので待ち時間はやや多めでした。少ない時でも15人程度で私が在学していた9ヶ月間は割と人数が多めのようでした。待ち時間はやや多いものの、実際にイタリアの高級ジュエリーブランドで職人として長年働かれていた先生に直接指導していただける、プロの技を間近に見れるというのは非常に貴重な体験ですので満足しています。留学期間が短い人にとっては待ち時間の多さがややもどかしいように感じてしまうかもしれません。
先生は彫金の基礎の先生が1人、洋彫りの先生が1人、透かしの先生が1人、石留めの先生が1人の合計4人にアシスタントが日本人4人、アルメニア人(ロシア語とイタリア語が話せます)1人の計5人で曜日によっている先生・アシスタントが異なります。先生は皆イタリア語しか話しませんが日本人アシスタントの方もたくさんいますし、どの先生も自分の意思をきちんと示せば親身になって相談に乗ってくれて、個々に合わせた課題等も比較的考えていただいていると感じました。
基本的には学校で配布される教科書に沿って曜日ごとに違う課題を平行して進めていきます。平均で1つの作品が1.5ヶ月〜2ヶ月で完成しますが、作品の難易度個人差によって変わってくると思います。 教科書の課題以外にも先生との相談で自分の好きなものを作っているひともいます。ただ教科書の課題はすごく考えられた内容で、フィレンツェスタイルのジュエリーのたくさんの要素が詰まっている非常に勉強になるものですので教科書通りに進めて損はないと思います。
ジュエリー以外のことでは、環境・文化・個々人においてそれぞれの当たり前が存在しているということの再確認ができたことが一番の収穫でした。例えば日本では電車がぴったりの時間に来るのが当たり前だけどイタリアでは70分遅れとかザラだったり、日本ではお店に入ったら店員さんが挨拶するのが当たり前だけどイタリアでは入って来た客から挨拶するのが当たり前だったり、日本でクーラーの付いてない場所なんてないけどイタリアではクーラーを見つける方が難しかったり…
当たり前と思ってしまうことでそれがベースになってそれ以上を求めてしまう部分が人にはあると思いますが、当たり前は場所や人によって違う。日本はとても便利で効率的な国です。それがいいか悪いかは別として、その当たり前の違いは頭の片隅にあったけれどなんだか忘れかけていたことでした。日本ではしょうもないことが許せなかったなぁと、それを再確認できただけでもとても良い留学でした。
ジュエリーについては学校では彫金の基礎からフィレンツェスタイルの構造・技術について、学校外では様々な美術館で得た西洋の美的観念の違い装飾性など、全てが勉強になることばかりで一番は決められないくらいです。
生活費:約€1000×12ヶ月+旅行費約€1000(冬休みにドイツ・チェコ・オーストリアに行ったときの費用)=€13000
材料費(石・銀材等):約€600
道具費(基本学校の貸し出しを使用していましたが自分で欲しいものを買った分):約€500
上記に学費がプラスされたもので全部です。
ジュエリー学校の始まる前語学学校だけに通っていた3ヶ月間は学校の課外活動(町歩きのようなもの)に参加したり、丁度夏の時期だったので各地で開かれているフェスタに友達と行ったり、アペリティーボでおしゃべりしたり、カフェでイタリア語の会話を盗み聞きしながら勉強したりしていました。暑すぎるときは家でひたすら何も考えずに編み物をしていたことも・・・笑
ジュエリー学校が始まってからは友達の家で一緒にご飯を作って食べたり一緒に学校の課題を進めたり友達の大家さんに手芸を教わったり・・・、土日はフィレンツェやトスカーナの他の街の名所を回っていました。冬休みは他の国へ旅行に出かけていました。
・SIMフリーの携帯を買っていくか持っている携帯をSIMフリー化しておく(イタリアは携帯料金が安いのでSIMフリー携帯を買っておけば外でネットも使えて便利だったなと思いました)
・カメラのSDカードを容量大きめのものをいくつか持って行く(途中で足りなくなりました)
・イタリアでしか買えない工具などを事前に調べる(現地で聞いてもいいのですが、事前に機能や価格の違いを知っておけば良かったと思いました)
事前に準備して良かったこと
今回初めての申し込みでしたが、安心してお願い出来ました。
・デビットカードを使える口座を複数開設して預金を分散させておく(私も諸事情により1枚イタリアでカードが使用できなくなりました)
・辞書アプリのダウンロード(物書堂の「伊和・和伊中辞典」というイタリア語の辞書アプリを高くても携帯にダウンロードしておくとすごく便利です。友人みんな私のお勧めで現地でダウンロードしていました。電子辞書と同じ内容で電子辞書より安く、持ち歩きも便利です。)
今回の留学での経験を生かして今後もジュエリー制作を続けていくつもりです。
変わらない伝統がフィレンツェにはあります。日本では見ることのできないもの感じることのできない空気を目一杯吸収して楽しんでください!
初めて海外に住むということで本当に心配だったのですが、村川さんに沢山相談に乗っていただいたお陰で出発から帰国まで大きな問題なく留学を終えることが出来、非常に感謝しております。プロの方に諸手続きについて相談したり代行していただけるというのは非常に心強く、働きながらの留学準備でも安心して出発日を迎えることができました。
また、イタリアに特化しているという部分が他の会社と異なり、イタリアならではの問題なども把握されていてその部分のアドバイスが非常にありがたかったです。
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以上です。
Sさん、今後のご活躍を期待しています!!!
実際の作品も拝見しましたが、とっても素敵なジュエリーばかりで、繊細なセンスと技術を感じました!いつか私のジュエリー作ってくださいね^^
フィレンツェにある名門ジュエリー学校「メタッロノービレ」は観光客の少ない、昔から職人やアーティストが多く滞在する、落ち着いた地区にある学...