Centro Machiavelli | イタリア留学専門のa domani!(アドマーニ)【無料】相談・手続き代行
フィレンツェのアルノ川を渡った職人工房が多く点在する箇所に位置します。語学以外にもアート、音楽、料理など本格的に学ぶことができるコースの...
今回はイタリアへ2年半留学し、今東京の中心・銀座の靴修理工房で働いている大和潤平さんにインタビューしてきました。
彼の様々な苦労話を聞き、本当にここまで曲げない信念を貫いてきて今の潤平さんがいるんだなぁと実感しました。もちろん、運やタイミングもとても大切だと話していましたが、運も味方にしてしまうのが、真の職人。
靴留学を検討されている方、関東近郊にお住まいの方であればぜひお店に足を運んでみてください!!
『World Footwear Gallery』
http://www.wfg-net.com/index.html
1階は店舗を構え、彼は2階にある修復工房で働いています。
1日5~10足程度の靴修理を行い、毎日遅くまでイタリアの職人さんらしくその人にあった靴を一人一人の要望にこだわりを持ってお仕事されていらっしゃいます。
―――― イタリアへ行こうと思ったきっかけは何ですか?
潤平さん:イタリアで靴製作が学びたかったからです。
日本でも半年間ほど学校に通って靴製作を勉強しましたが、素人同然でした。
1回目の留学は靴に携わることもなくあっという間に過ぎてしまい、やりたいことも出来なかったので、もう一度靴を学びたいと二度目の留学を決意しました。
二度目の留学で、学校の近くにあるある靴工房を見付け、タイミングよく空きもあったので自分からここで靴製作を学ばせて欲しいと弟子入りをしました。
基本的には作り方を教えてくれるというよりは、わからないところを自分から積極的に聞くという教え方だったので、工房のオーダーメイドの靴作りを手伝わせてもらうまでは相当時間がかかりました。
―――― 工房で弟子入りをしている間、一番つらかったことはどんなことですか?
潤平さん:最初は僕も未熟で、何もできなかったので、ただ「見てろ」と言われずっと見ているだけでした。
ただ何か月もそれが続くとさすがに慣れてきて・・・。
ただ見てることだけで仕事は手伝うこともできない。
何もやることがない。
ただ座っているだけで時間が過ぎていくといった時期が一番つらかったです。
だからこんなところ辞めようって思って職人さんとも喧嘩しました。
他に、自分がもっと靴作りをできるところがあると思ったので。
そこで見つけたのが修復工房でした。
―――― 靴制作においてイタリアでしか学ぶことが出来ないことはありますか?
潤平さん:イタリアでしか学ぶ技術は正直日本でも学べます。
ただ、イタリア人の感性やイタリアで靴制作を学ぶという環境で得られるものは多かったです。
「靴ならイタリア」と言うほどなので、やはりイタリアで学びたかったんです。
―――― お忙しい時間にも関わらず、とても真摯にお答えいただき、ありがとうございました!
これからもイタリアへ靴留学へ行きたい方がいらっしゃったら、少しでもお役に立てればと笑顔でお答えいただき、本当にまっすぐで素敵な方だなぁと改めて実感しました。
学校スタッフの話によると、彼はイタリア人からもとても気に入られていたようで、この先も彼みたいな方を忘れることはないとのこと。
イタリアでうまく生きていくいくためには、人柄も大切です。
イタリア人に気に入られるように、素直な気持ち・まげない信念・日本人らしさを大切に。
その他、色々なアレンジやあなたに合った靴留学プランをご紹介します。
ぜひお問い合わせください。
フィレンツェのアルノ川を渡った職人工房が多く点在する箇所に位置します。語学以外にもアート、音楽、料理など本格的に学ぶことができるコースの...