Scuola Politecnica di Design (SPD)/スクオラ・ポリテクニカ・ディ・デザイン【学校・おすすめコース紹介/体験談】 | イタリア留学専門のアドマーニ
ミラノにある歴史のある学校です。トランスポーテーションデザインやプロダクト、インテリアデザインに特化した専門学校。学生は年間300名程度のた...
ミラノのデザイン学校SPD(Scuola Politecnica di Design)に15か月間ご留学したTさんから、体験談をいただきましたのでご紹介します!
こちらの学校は、トランスポーテ―ションデザインやプロダクトデザイン、インテリアデザインに特化した専門学校で、Tさんはカーデザインの修士課程を卒業されました。
お問い合わせも多くいただく学校ですが、留学体験談をいただくのは今回が初めてです。
大変貴重なレポートをいただきましたので、ぜひご覧ください!
大学で四年間、プロダクトデザインを専攻し、カーデザインを主に学んでいました。在学中にいくつかの自動車メーカーでのインターンシップに参加し、卒業後はデザイナーとしてデザイン事務所に勤務してカーデザインだけでなくグラフィックデザインや空間デザインのプロジェクトにも携わりました。
以前の職場にSPDでカーデザインを学んだ同僚が複数人いて、彼らの実力が高く進学を勧めてくれたからです。また、SPDはランボルギーニ社と長年共同のプロジェクトを行っていて、卒業生たちも自動車業界でカーデザイナーとして活躍しており、教授陣や基礎から学びなおせるカリキュラムも優れていると聞いたからです。
日本人はどの学科にも一人もいませんでした。修士課程の人数は17人程度で、様々な国から留学に来ており、多国籍なクラスでした。私が大学院に入学した直後に対面授業がスタートしたのでラッキーでしたが、コロナウイルスの影響もあって渡航できず、オンラインで半年ほど授業に参加する学生もいました。入学から一年後くらいに突如通達があり、校舎の場所が変わって、教授の数も減少するなど大きな変化がありました。
アパートの大家さんがかなり変わった人で、急に新しい入居者が来るからという理由で部屋を追い出されたことです。納得がいきませんでしたが、急いで自分で学校近くのアパートを探し、不動産会社に連絡して一人で手続きを行わなければなりませんでした。幸い友人たちに部屋の清掃から引っ越し作業まで手伝ってもらいましたが、試験期間中だっただけに、とても大変な思いをしました。
渡航費や授業料、入学金やその他生活費等すべて含めると650万円くらいです。
物価が高く、円安の影響もあり大体は自炊をして節約していました。ただ、友人らとはプレゼンが終わった後にnaviglioのバーに行くなど気分転換することもありました。イチオシの場所としては、ランボルギーニ本社に併設されているミュージアムや、周辺に点在している自動車博物館が素晴らしかったです。芸術の街として知られているミラノ市内には特にたくさん美術館や博物館があり、デザインウィークなどイベントもよく行われているので、とても勉強になります。
ポートフォリオを制作したので、いくつかのヨーロッパの自動車メーカーが募集しているインターンシップに応募する予定です。イタリアでカーデザイナーとして活躍したいと考えています。
村川様をはじめ、アドマーニのスタッフの皆様には留学前から大変お世話になりました。滞在中にもいろいろと相談に乗っていただき、助かりました。ありがとうございました。
Tさん、体験談のご協力ありがとうございました!
カーデザインを今後学ぶ方にとって大変有意義な内容であり、参考になります。
カーデザイナーとしてイタリアや世界でご活躍されること、私たちも応援しています!
また素敵なご報告をいただけるのを楽しみにしています。
ミラノにある歴史のある学校です。トランスポーテーションデザインやプロダクト、インテリアデザインに特化した専門学校。学生は年間300名程度のた...