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【イタリア留学専門】アドマーニ|出発前から帰国後の就職まで全力サポートします!

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アドマーニ卒業生の活躍~イタリア帰国後、何してますか?

アドマーニは年間約350名の方をイタリアへ送り、サポートさせて頂いております。
そんな皆様が帰国後、何をされているのか?
イタリア関係の仕事に就いているのか?

留学前にも帰国後の進路は一番気がかりですよね。
そんな方に、少しでも参考になればと思い、卒業生の活躍紹介ページを作りました!

気になる方がいらっしゃれば、直接卒業生に連絡も出来ますので、
アドマーニ担当者にご相談ください。

#8 小林美晴さん (岡山県のデニムと民族的な生地を掛け合わせたアパレルブランドを運営)

Q1.現在の職業・職務内容を教えてください。

岡山県のデニムと民族的な生地を掛け合わせたアパレルブランドを運営しています。

Q2.どのようにして今の仕事を見つけましたか?(自分でブランド開設までの道筋など)

自分が思い描く服作りをしたく、イタリアへ留学をしました。
資金的に難しいこともあり、ファッションの学校に行くことは諦め、アパレルブランドのアトリエや工房などを探し、運よくブランドのアトリエに入ることができました。
日本ではファッション業界に関わっていなかったので、ゼロから実践で学んでいきました。
ボタンやタグ付け、生地の裁断に始まり、サンプル縫製まで順番にできるようになり、最終的には、商品を縫うところまで育ててもらいました。そして、時間の合間にパターン(服の設計図)を学ばせていただきました。
その他、コレクションの準備、撮影、展示会への出展、ブランドとして必要なことを間近で学びました。少しずつできることが増え、一人でやることへの自信がついた段階で帰国し、現在に至ります。

Q3.現職に至るまでの経験や期間はどのくらいかかりましたか?(留学中にもし就活をしていた場合は、いつから始めたかも含めて)

現在のブランドを立ち上げるまでの経験は上記の通りですが、生活をするために単発のアルバイトを行っていました。
内容は、アパレルの検品やファッションショーの裏方などをしていました。検品を通じて、商品のクオリティーを学ぶことができ、また、ハイブランドと呼ばれる裏側を見ることができたため、そこでの経験は自身のブランドを作るうえでも糧になっています。
現職に至るまでの期間としては、イタリアでの滞在が4年、帰国後は、新しい土地での基盤作りとブランドのコンセプトを固めるために3年かかったので、計7年の時間をかけてブランドを立ち上げました。

Q4.留学前の職歴を簡単に教えてください。

高等学校で保健体育教諭をしていました。
現在の職種から大きく舵を切っていますので、少しばかり触れさせていただきます。

保健体育教諭を目指し、視野を広げるためにJICA海外協力隊(青年海外協力隊)でマレーシアに赴任しました。そこで出会ったマレーシアの伝統工芸の一つであるバティックという生地に魅了され、小さい頃から好きだったモノづくりの道に進みたいと思いました。その気持ちは、帰国後に教師として働いてからも消えなかったため、イタリアへの留学を決めました。

Q5.今の仕事に留学経験は活かせていますか?イタリア語レベルはどの程度でしょうか?(CILSやイタリア語検定試験など目安があればお聞かせください)

はい、間違いなく活かせています。
イタリアに行かなければ、自身のブランドを立ち上げることはできなかったと思います。
芸術があふれている国なので、たくさんの芸術に触れることができ、見るもの全てから刺激を受けたと思います。
イタリア語は、語学学校での最終的なレベルはB1かB2だった気がします。
服が作れるようになることが第一目的だったので、会話をする(こちらも大切ですが)より生地を触っている時間の方が長かったので、イタリア語は全然上達しませんでした。
現在も時々友だちとメッセージのやり取りをしますが、簡単な短文で乗り切っています。

Q6.これから留学される方へメッセージ

起こること全てがいい経験になると思います。
新しい環境、文化、価値観の中で、きっと悩むこともあると思います。
ただ、その瞬間にしかできないことばかりです。
ご自身の目指す物事に、ぜひ没頭してください!

素晴らしい留学生活になることを、同じ経験者として応援しています。

▼小林様のブランド『MIHARUKA』公式サイト


▲イタリアでの作業風景


▲MIHARUKA1


▲MIHARUKA2(マレーシアのバティック生地と民族衣装からインスピレーションを受けたデザイン)


▲展示会の様子