イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。
#15
パンナコッタ
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Ingredienti
生クリーム(35%) | … | 250ml |
---|---|---|
牛乳 | … | 250ml |
グラニュー糖 | … | 80g |
ゼラチン | … | 7g |
コアントロー 又は グランマニエ | … | 10g |
---|---|---|
バニラビーンズ 少量 又はバニラエッセンス | … | 数滴 |
オレンジの皮 | … | 2~3枚 (オレンジを良く洗い、ピーラーで皮のオレンジ色の部分だけ薄く削る) |
作り方
-
※冷やし固める為の型を用意しておく。 今回はプリンカップ10個分ぐらい。(型の大きさによる)
- 鍋に生クリーム、牛乳、砂糖、オレンジの皮、バニラビーンズを入れて80度ぐらいまで温める。(沸騰はさせない。)
- ふやかしておいたゼラチンを加え、茶漉し又はザルで濾しながらボールにうつす。
- コアントローを加え、 型に流し込み、冷蔵庫で しっかりと冷やす
- 召し上がる時に軽く湯煎に型をつけて、お皿にパンナコッタをのせる。 お好みでフルーツソースや、 キャラメルソースなどかけても美味しく食べれます。
※ゼラチンは水でふやかしておく。
Q,なぜパンナコッタを選んだのですか?
働いていたピエモンテ州を代表するドルチェの1つ。
どのお店でもあるドルチェなんですが、お店ごとに味わいは千差万別。そのお店ごとのこだわりが印象的だったため、選びました。
伝統的なレシピでは生クリームを煮詰めて乳脂肪分だけで固めたり、卵白で固めたりするやり方もありますが、ご家庭で作りやすいように 牛乳と半々の軽めの食感のパンナコッタのレシピになります。
Q,実際にイタリアのお店で働いてみてどうでしたか?
5年ほど日本のイタリア料理店で働いてからイタリアへ行き、イタリアには二年半いましたが、自分が見たかった、食べたかった、作りたかったモノが全てあり、毎日が本当に楽しかったです。
日本では考えられないような無茶ぶりもありますが、それもまた後になれば、 良い思い出に。
Q,イタリアで一番美味しいと思った料理は?お勧めのお店やその料理のエピソードもあればお聞かせください。
ピエモンテで働いてた頃、シェフ達と一緒に食べに行ったトラットリアで食べた暖炉でゆっくりと時間かけてローストした山羊。
皮はパリッと、中は肉汁が溢れるほどジューシー。
夢中で食べました 。
Q,イタリアで働く中で楽しかったことや辛かったことは?
手打ちパスタはやはり楽しかったですね。
自分の作るラビオリなどがイタリア人が「美味しかった」と言ってくれたのは嬉しかったし、自信になりました。
辛かったのは職場では無かったかな。ただ様々な場所で人種差別的な言葉はありました。
Q,これからイタリア料理留学を考えている方に一言お願い致します。
できるだけイタリア人と行動を共にすること。
言葉がわからなくても、一緒にいるとやはり耳がイタリア語に慣れてきて、単語からわかるようになります。
日本人と一緒にいれば楽しいですが、せっかくイタリアにいるなら是非イタリアーノと過ごしましょう。
FINE DEL MONDO
小安 秀和さん
FINE DEL MONDO
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