イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。
#25
Panissa(パニッサ)
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Ingredienti(4人分)
ひよこ豆の粉 | … | 450g |
---|---|---|
水 | … | 1500cc |
塩 | … | 6g |
作り方
- 粉の中に少しずつ、ゆっくり水を入れ、だまにならないようにかき混ぜる。
- 粉が完全に溶けたら塩をいれる。
- それを鍋にうつして火にかける。※火加減は中火~強火くらい。
- 常に木べらで混ぜながら、とろみがついたら火をとめる。
- 薄いバットに厚さ0.5cmくらいに均等になるように流し込む。
- そのまま常温で固まるまで放置。(30分程度)
- 固まったら食べやすい大きさにカット。
- 180度の油でかりっとなるまで揚げる。
Q,なぜこの郷土料理を選んだのですか?
イタリア全土でひよこ豆の同じような料理があって、リグーリアだとパニッサ。トスカーナだとファリナータなど地域によって異なる名前ですが、イタリア全土で愛されているローカル料理だったので。ご家庭でも美味しく食べて頂けると思ってこれにしました。
Q,イタリアではどこでどのくらい学びましたか?
ジェノバでは山の方で働いていたので、ジェノバ料理とピエモンテ料理を学びました。
プーリアにも行きました。食べ歩きですが。シェアルームの人にも料理を教えてもらったり。
プーリア料理だとムール貝が有名なので、それとお米を炊いた料理など。
有名なのはエミリアロマーニャですが、ピアディ―ナも学びましたね。あとはデザートも。
とにかく語学が常に辛かったですね。辛いと一言でいってしまうと何ですが・・しっかり考えて伝えれば伝わるし、わかろうとしてくれるので、イタリア人の対応に救われました。
なので基本的には問題なく過ごせましたね。
あとは全て楽しかったですが、メルカートとか行った時に食材の色や大きさや種類が日本と全然違ったのでわくわくしました。それを買って家で作るのが楽しかったですね。
Q,今のお店を始めた経緯は?
元々料理人になる時から独立は夢でした。
留学した時にイタリアで出来立てモッツァレラチーズのおいしさに感動して、帰国してからチーズを作って出来立ての味を日本の人にも知ってもらいたいと思ったので、手作りモッツァレラチーズとイタリア料理のお店を始めました。
Q,イタリアで食べて美味しかったものは?
一番は難しいですねぇ笑。いっぱい美味しかったので。
ピエモンテのピノッキオというリストランテで食べたパニッシャですかね。
「Ristorante Pinocchio」
https://ristorantepinocchio.it/
専門学校を出て一番最初に働いていたお店のシェフが10年くらい修行していたお店で。必ず行きたいと思っていたので行きました。
パニッシャとは地元のローカルフードであるリゾットなんですが、そこがお米が有名な産地で。
野菜のスープとうずら豆のリゾットで庶民的な料理なのですが、とても美味しかったですね。85歳くらいになるシェフがオーナーシェフでやられているお店です。
Q,これからイタリア料理留学へ行く方に一言お願い致します。
辛いことも楽しいこともあると思うけど、それが帰国してから役に立つことは多いと思うので、イタリアでの生活を楽しんで。
いっぱいイタリアを吸収してたくさんのことを学んできてください!
Q,今、イタリアへいる方へ一言。
せっかく勉強しにイタリアへ行ってると思いますが・・・お店が休業だったり外に出られないという状況ですごく大変であり、いろんなことを考えていると思います。
それもイタリアでの生活ととらえて、しっかり乗り切ってイタリアを感じて頂き、帰国した際に今経験したことを伝えて欲しいです。頑張ってください。
Osteria e Bottega S
澤井博之さん
Osteria e Bottega S(オステリア エ ボッテガ エッセ)
- https://osteriaebottegas.gorp.jp/
- 〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-5-7
- 神奈川県・ 茅ヶ崎駅 から徒歩6分。
自家製モッツァレラチーズをはじめ、イタリア各地の前菜やパスタを楽しめるお店。
ランチも営業しています。
050-3313-7996 - ☆出来立て自家製モッツァレラチーズはテイクアウト・デリバリーも可。
詳しくはお店に直接お問合せください!