イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。
#27
Fregula con arselle(サルデーニャ料理)
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Ingredienti(2人分)
フレーグラ | … | 120g |
---|---|---|
あさり | … | 250g |
トマトソース ダッテリーニ | … | 150ml |
にんにく | … | ひとかけ |
イタリアンパセリ | … | 適量 |
---|---|---|
EXヴァージンオリーブオイル | … | 適量 |
塩 | … | 適量 |
作り方
- アサリをフライパンにふたをして強火で熱し、殻が開いたら、ボールに開けておく。
- ダッテリーニをボールに開け、少し潰しておく。
- フライパンにオリーヴオイルとニンニクを熱し、香りが付いたらトマトソースを入れる。
- フレグーラを入れる。お湯を足す。
- 10分程経って、フレグラがアルデンテになったら、火を止め、アサリとイタリアンパセリを入れて出来上がり。
- 仕上げに美味しいオリーブオイルを掛けて頂きます。
(ダッテリーニのトマトソースもこちらで購入可。) https://italia.ocnk.net/
【作り方】フライパンで裏表を軽く焼く。ローズマリー約1つまみをちらしてできあがり。
Q,なぜこの郷土料理を選んだのですか?
サルデーニャの食材をぜひご紹介したく。
イタリアのサルデーニャに特化して頑張っているこの卸店を応援したかったのでこの料理にしました。
‘クオーレサルド’というところです。
http://www.cuore-sardo.jp/
ぜひご覧ください。
Q,留学経験を教えてください
最初はトスカーナにいました。一年半くらい。
故アルトゥージさんとの出会いというか…彼の存在が大きかったです。
彼は初めてイタリア料理をレシピ化をされた方であり、各地で表現が異なっていた料理用語の統一化に貢献した方でもあります。
たまたま、あるマンマがその方の料理本を持っていらして、それを読んで感銘を受けました。
日本にも郷土料理がるように、イタリアにも郷土料理があるということに共感できることも多く。
郷土料理は、その土地の言語や文化に根付いたもので、奥深い分野でしたね。
郷土料理がイタリアの料理の中では一番面白いと思います。やり方によっては現代のものもありますが、
一番大切なものは食べ物を残さない文化や伝統があって。そうゆうのがイタリアが濃く出ていて、すっかり魅了さました。
今ではエノガストロノミーア(地産ワインや郷土料理)の旅を毎年企画し、昨年はサルデーニャ島に生徒さんたちをお連れしました。
ー合計、どのくらいの期間イタリアにいましたか?
合計はどのくらい分かりませんが、一度帰国してからまた半年行って、戻ってみたいな感じを20年弱続けています。
Q,イタリアで食べて一番美味しかったものは?
カッチュッコですね、漁師風スープです。これも残り物で出来てますしね。なんて美味しいんだと思いました。
街によって呼び名が異なるのですが。
焼いたパンの上にオリーブオイルを敷いて、その上にスープをかけるんです。病みつきになりました。
Q,イタリア留学中、辛かったや楽しかったことは?
辛かったことあったかなぁ…笑
自分の思ってることがちゃんと伝えられない。そこにもどかしい思いは何度もしました。ただ、楽しかったことは、反対のことになりますが、伝わっていないにも関わらず、イタリア人が何を言いたいかを汲んでくれて、ただただイタリア人が優しいと感じました。
日本人も優しいのですが、違う優しさがあるんです。家族的な愛情を傾けてくれるというか。
何かは分からないのですが、うわべだけでは終わらず、ずっと続く繋がりがあるんです。本物の友情だなぁと感じますね。
イタリアならではな気はしますが、ずっとこの先もこの関係は続けていきたいですね。
Q,これからイタリア料理留学へ行く方に一言お願い致します。
まずアドマーニさん、ありがとうございました。この機会を持ってサルデーニャの料理をご覧いただけたことを嬉しく思います。
私もイタリア留学の窓口なので、Scuola Leonardo da Vinci(ミラノ・ローマ・シエナ・フィレンツェにある学校)と毎日のように連絡を取っています。
こんな厳しい中ですが、笑顔とscherzo(ジョーク)を言いながら笑わせてくれる。やはりイタリア人の芯の強さを感じさせてもらいますけれど、本当に胸が痛いです。
また、フィレンツェ校のキアラさんから言葉を頂きましたので、ご紹介します。
passera’ passera’ un giorno berremo nuovamente insieme un apertivo a Livoire.(※Livoire:シニョーリア広場にあるバール http://www.rivoire.it/ )
いつかまたアペリティーボを一緒にしましょう、時が解決してくれるよ、といったメッセージです。
Q,現在、イタリアでコロナウィルスと闘っている方々に、後押しとなる一言お願い致します。
上記メッセージを信じて、希望を捨てずに。
私達も一日も早くイタリアへ行ける日を願っております。
un giorno andiamo in Italia!!