イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。
#6
霧島黒豚肩ロースのボリートとサルサヴェルテソース
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Ingredienti (2人前)
サルサヴェルテ
イタリアンパセリ | … | 20g |
---|---|---|
アンチョビ | … | 一尾 |
ケイパー | … | 適量 |
にんにく | … | 少々(芯は取る) |
オリーブオイル | … | 適量 |
白ワインビネガー | … | 適量 |
茹で卵の黄身 | … | 一個 |
作り方
★サルサヴェルテの作り方 上記材料を全てミキサーに入れるだけ。 簡単です!
★ボリートの作り方
肉を鍋に入れて茹でる。
人参、玉ねぎ、ローリエ、塩少々(セロリがあれば◎)を入れて一緒に茹でる。
くしが、お肉にすっと通るまでそのまま。
野菜を入れるのはお肉に野菜の味を入れたいから。
(※本場イタリアでは入れませんが、味を染み込ませるために。)
★盛り付け
お肉が茹で上がったら、付け合わせとしてジャガイモや家にある野菜、煮込んだ野菜と合わせて一緒に食べる。
特に玉ねぎは味が染み込んで◎。
☆余裕があれば他のソースも作ってみよう♪
①パプリカソース:パプリカを炒めて、パプリカの半分量のトマト(皮ごと)、ローリエと一緒に煮詰める。くたくたしたら、取り出してミキサーに入れて終わり。
②りんごと玉ねぎソース:りんご一個に対して玉ねぎ5分の1程度。塩とオリーブオイルオイルをすり下ろしがねでおろして終わり。
~ひとくちmemo~
ボッリートミストはピエモンテ料理です。元々は色々な肉を湯掻いて7種類のソースで食べるという料理。だしでラビオリを食べたりもします。
色々なソースがあれば尚◎ですが、家庭で簡単に出来るのはサルサヴェルテです。
Q,なぜこの料理を選んだのですか?
サルサヴェルテが万能ソースでもあり、茹でた肉でこれを付けるとイタリアを感じるので。
サルサヴェルテは何でも合うのでぜひ色々な料理に試してもらいたいです。
自分が働いていたお店でボッリートミストを食べるお祭りのような日がありました。その日が楽しくて楽しくて。
肉はロース以外にもタンや牛など本当色々な肉の種類と合うんです。ワゴンでお客様のテーブルまで運んで、どのくらいの量が欲しいとか何の肉を食べたいとかを伝えて、いろいろな種類のソースと合わせて皆好きに食べるんです。面白いですよね。
ボッリートミストは私が留学していたcarru (カッルー)という街の郷土料理です。
Q,お店で働いていて辛かったことは?
ないですね。つらいと思うことがまずありません。何でも前向きに考えるほうなので。
唯一あげるとすれば、お店が山の上にあり過ぎて、スーパー行くにも不便で、自分のタイミングで家から出られなかったことですかね。
でもお店のみんながいい人すぎて、彼女の家に行くとか言ってた日は送ってもらわない方がいいかなぁなど気を使うこともしばしばでしたが笑。とにかくかなり助けられました。
Q,楽しかったことは?
今回ご紹介したようなお祭りやワイナリーでの出張料理などでたくさん飲み食いして、みんなで遅くまで飲み明かしたことです。
二日酔いで次の日の仕事に行くなどしばしば。楽しい時間を仲間と共有できました。
Q,お勧めのお店教えてください!
ローマ郊外のタベルナマーリというトラットリア。
http://www.tavernamari.it/
ローマ伝統料理を家族経営でやっているお店です。
シェフはマンマ。旦那さんと息子さんがホールスタッフ兼ソムリエの温かいお店です。
オステリアガイドに掲載されていてふらっと行ったお店です。
あとは、フリウリのロカンダデベタック。
http://www.devetak.com/
綺麗めのレストランですが、一皿一皿がとても繊細で伝統料理をとてもかっこよく、少しアレンジして出しているお店。ホテル併設なので泊まることも出来ます。
スロベニアに隣接しているので、Wi-FiはスロベニアのWi-Fiを拾えます。笑
最寄り駅まで歩いたリ、ヒッチハイクしたりで2〜3時間かかりましたので、行くのは結構大変です。
なので最寄り駅までお店の人に送ってもらっちゃいましょう笑!
Q,留学生へのメッセージ
語学はどうにかなります。笑
何より、クオーレ(心)が大切です!!
それで私はイタリアのお店で働くことができたので。
色々教えてもらいました。まだまだ勉強する事はありますが。この経験は今に本当に生きていると感じます。全て良い経験ですね〜。
暗い顔した奴にはイタリア人はよってきません。だからとにかくイタリアを楽しみましょう!
何でも前向きに捉えて!頑張ってください!
何とかなる!!
Q,レストランでのイベントなどは?
テラスが広いところだったので、よくスプマンテのパーティーなどありました。
Q,これから留学を考えている方に一言!
イタリア語か、料理の技術か。どちらかは身につけてから行ったほうが良いと思います。
あとは、イタリア人は優しいのでこちらからもフレンドリーに、何も考えずに明るく、楽しく!
そしてあまり和食などの誘惑には負けずに、たくさんイタリアンを食べてください。
行くか行かないか迷っている方は、一週間だけでもイタリアの文化に触れるとすごく良い経験になるので、ぜひオススメします!
代々木ラ リベラ
守本 直樹さん
代々木ラ リベラ
- http://www.lalibera-km.com/sp/
- 〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目23−7 1F
- テイクアウトメニューは基本的にランチメニューなら可能!
詳細はお店に直接お問い合わせください。(03-3375-6422)