Trattoria I Bologna – home
una trattoria che offre cucina tipica piemontese rivisitata in chiave moderna
イタリア現地で本気のイタリア料理修行をしてきた勇者達の
留学中の心の一品を紹介するブログ。
ジャガイモ | … | 2個 |
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そら豆 | … | 適量 |
塩コショウ | … | 少々 |
ヴァージンオイル | … | 少々 |
粉チーズ | … | 大さじ4杯 (ジャガイモ1個に対して大さじ2杯分の粉チーズ。グラナパダーノでもパルミジャーノでも◯) |
薄力粉 | … | 大さじ4杯 |
バター | … | 20g |
マスカルポーネ | … | 250g (イタリア産Garbaniが尚良し) |
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生クリーム | … | マスカルポーネの1/3 |
砂糖 | … | 20g |
チョコレート | … | 適量 (板チョコでも◯) |
ティラミスはtira(引き上げる)mi(私を)su(上に)、元気出して!という意味のデザートなので、元気出してもらいたく。
ニョッキは成形しながらみんなで会話を楽しみながら作るんです。
ローマでは木曜日はニョッキの日、金曜日はミネストローネの日などがあります。ミネストローネだけでは足りないから、木曜にしっかりニョッキを食べて胃を溜めておいたみたいです。
ピエモンテで最初半年ほど働き、その後ヴェネトで働きました。三日で喧嘩して辞めましたけど笑
ホワイトアスパラの季節だったのですが、皮を残して適当に調理しているイタリア人に、ちゃんと皮を剥け!って言ってそれで喧嘩しました。
今思えば皮も調理の一つであり、適当にしていた訳ではなかったんだなぁと反省しています。
だからこそ、今でも情報のアップデートをしに毎年イタリアへ行きますが、今でもその節はすみませんと謝りに行きます。
その後、ロンバルディアで3ヶ月くらい。その後ナポリのメルジェディーナで3ヶ月くらい。ピッツァも少し学びました。
基本的に給料もらってなかったので、お金が尽きて帰りました。
元々大阪出身なのですが、たまたま東京経由の便にしていたので、東京のお店に立ち寄りました。それが今のお店です。
タンタローバはオープンして21年。僕が二代目で現在11年目です。ボロボロなお店ですけど…笑。
郷土料理をメインにやっているので、イタリア人のお客さんが多いですね。
イタリア人は壁にサインやコメントをたくさん書いてくれるので、それが証ですね。
本当最初はコミュニケーション不足でしたね。
めちゃめちゃ大変でした。全部si,si(はい)って言ってましたね、あとすぐ謝ってました。でも分からないことはちゃんと分かるまで聞くことが大切だと気付いてからは、ちゃんとコミュニケーションが取れてた気がします。
せっかく行くなら恥も捨てて郷に従うべきです!
実は当時、日本とイタリアで遠距離恋愛もしていたのですが。笑
毎週土曜日の何時に電話するって約束していたのに、段々電話繋がらなくなってきて…まぁそれでお別れしたのですが。
お店の人とコミュニケーションをとりたくても言葉が分からなくて通じ合えない時期と彼女と連絡が取れない時期が重なりって、お店の外で泣いてしまったこともありました。
小さな街だったので、自分が泣いている姿を街の人に見られて、それでお店の人が助けてくれたこともありましたね。笑
でも、本当に辛いことより楽しいことの方が多かったです。
見るもの全てが新しいので。
生ハムなど日本に入ってきてるものと全く違います。ワインも。
最初に働いたAstiにあるトラットリアイボローニャというお店です。
una trattoria che offre cucina tipica piemontese rivisitata in chiave moderna
mariuccioマンマが作った料理アニョロッティ(ラビオリ)が衝撃的でした。
最初、中に何が入っているか分からなかったのですが、作り方を聞くと、お肉の端っこばっかりを入れていたんです。
ピエモンテの店頭料理ビテッロトンナート(仔牛のツナソース)を作った時の端の肉なども。それを詰めただけなのにとても調和が取れていて本当おいしかったです。
もう一つはプリオッカにあるイルチェントロ。
La nostra filosofia da sempre si basa su due ingredienti: innovazione e tanta tradizione.
ここで食べたタヤリンとフリットミストです。
ピエモンテではフリットミストデーというフリットミスとだけを食べる日があって、そのフリットミストがピエモンテで一番美味しいと言われるお店です。
野菜やウサギなどを食べた後、最後にリンゴとかもフリットで食べるんです。
通は塩だけで食べるのですが笑、サルサヴェルテなどに付けて食べたりします。
イタリア料理をやる方は必ずイタリアへ行くべきだと思っています。
イタリア人の人間性や性格などを見て、こういう人だからこんな料理ができるんだと感じるので。
僕は1999年にイタリアへ行ったのですが、その頃は携帯も電話もなく。メールもあまり普及しておらず、仕事を探すのが本当に大変でした。
なので、月に1回の日本人会で情報を集めていましたね。
最初の繋がりを作るためにもまずは学校へ行った方が良いですね。今でもイタリアで会った日本人との繋がりがあります。協力しあえるライバルでもあり仲間なので。
僕の場合は一人しか知らない状態で行ったので、とても最初は心細かったです。語学も全く出来ない状態で。EUがなかったので、ピエモンテからスイスへ行ったり。本当色々情報共有が大変でした。
留学は最初、高いなぁと思っても全て先行投資なんです。絶対に自分に返ってきます。
僕は年齢は若いうちに行くべきだと思いますね。とにかく短いスパンでも早く行くべきです。
行って、イタリアを体験して、それを何年も行くなど継続することが大切です。イタリアの空気に触れて、それらをインプット、帰ってからアウトプットすることが大切です。
tanta roba(タンタローバ)
林 祐司さん